夏の睡眠は成長ホルモンを出しにくい?
こんにちは!睡眠改善インストラクターの鈴木です。
蒸し暑く寝苦しい日本の夏の夜。科学的にも、夏は快眠を得にくいことが分かっています。
成長ホルモンは寝付いてすぐの深い睡眠がきっかけとなって大量に分泌されるため、夏でもしっかり睡眠をとりたいところ。快眠のポイントは、『深部体温』のコントロールです。
今回は、『深部体温』をキーワードに、夏でもぐっすり眠るコツを解説していきたいと思います。
赤ちゃんが眠くなると手足は・・・
赤ちゃんが眠くなると手足があたたかくなることは良く知られていますが、手足があたたかくても体温が高くなっているわけではありません。
実は、体の内側(脳や内臓)の温度である『深部体温』は少し下がっています。
赤ちゃんの手足は、空気中に体内の熱を逃がすために血管を拡げ、表面があたたかくなっているのです。
深部体温が下がると眠くなる!?
赤ちゃんだけでなく、ほとんど全ての人は活動する日中に『深部体温』が上がり、夜、安静にしている時間に『深部体温』が下がるリズムを持っています。
逆に、夜、『深部体温』が下がっていかないと、眠くなりにくく、深い睡眠を得られません。
正常な成長ホルモン分泌のためにも、高温多湿の夏の夜も『深部体温』を上手に逃がしてぐっすり眠れるようにしていくことが重要なのです。
寝苦しさを解消!夏でもぐっすり眠るコツ
高温多湿の日本の夏の夜でも、『深部体温』をコントロールし、下げていく環境を作ることが、成長ホルモンを分泌する深い眠りに入るポイントです!
ぬるめのお湯に、少し汗ばむ程度までつかるようにしてください。
お風呂から出て汗が引いていくと同時に『深部体温』が下がっていき、スーッと眠気が訪れやすくなります。
のぼせない程度にとどめ、水分補給もしっかりしてください。
『深部体温』を下げやすく、睡眠に望ましい室内環境は26℃、湿度は50~60%です。
お部屋の状況にもよりますが、エアコンを使用した方が良い場合もあります。
エアコンは、『深部体温』が下がっていく寝始め(前半)は涼しく、『深部体温』が上がっていく明け方(後半)は冷やしすぎない、という意識でご使用になってください。
無理は禁物ですが、睡眠時間が少し足りないかなと思っても、いつも通りの時間に起きてしまってください。
その日の夜は早めに眠くなりますし、『深部体温』のリズムを保つこともできると思います。
『深部体温』が下がるリズムを規則正しく保ち、寝苦しい夏を乗り切ってください!
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