今年こそ!野菜克服大作戦!!
こんにちは!管理栄養士の磯村です。
今年も暑い夏がやってきましたが、すでに夏バテしている・・・という方はいませんか?
夏バテ対策には水分補給だけでなく、バランスの良いごはんも必須です!
今回は「バランス」を整えるために大切な野菜の上手な摂り方についてご紹介します。
苦手な野菜を克服し、暑さに負けない身体作りをしましょう!
夏には夏の野菜を食べよう!
夏野菜と聞くとどんなものを思い浮かべますか?
きゅうり、トマト、ピーマン、かぼちゃ、ナス・・・など、種類が豊富ですが、水分を多く含むという特徴があります。
野菜自体も暑い気候から身を守るために水分をしっかりと蓄えているのです!
野菜は80%以上が水分ですので、食べることで栄養補給だけでなく、水分補給にも役立つのです!
夏野菜には夏を乗り切るパワー
カラフルな夏野菜・・・そのそもなぜこんなにもカラフルなのでしょうか。
その理由の一つが「抗酸化作用」です。
トマトやスイカの赤色はリコピン、ナスの紫色はアントシアニン(ポリフェノール類)、かぼちゃのオレンジ色はβカロテン・・・というように、野菜によってその色のもととなる成分は様々ですが、これらはファイトケミカルと言われ、植物から摂り入れることによって私たちの身体にも役立つということが分かってきました。
紫外線が強い夏こそ、カラフルな野菜をたくさん食べて内側から紫外線対策をしましょう!
3ステップで野菜克服!!
どうしても苦手な野菜がある・・・でもやっぱり野菜はしっかり食べさせたいわ。とお悩みの方は
ステップ1. なぜ、その野菜が嫌いか原因究明!
野菜が嫌いなのには必ず理由があるはずです。
青臭いから、ペラペラと口に張り付く感じがするから、食感が苦手、嫌な思い出があるなどまずは嫌いになった理由を一緒に究明していきましょう!
青臭さは加熱で和らげることがありますし、レタスや海藻などのペラペラとした食材はサラダやスープ以外にも、サンドイッチやチャーハン、混ぜご飯などにアレンジすることで食べやすくなりますよ。
ステップ2. どんな状態ならOK又はNGか探ろう!
ステップ1とも関連がありますが、例えば生のトマトは苦手だとします。
しかし、煮込んで甘味が強くなったもの、ケチャップなどの調味されたものであれば食べられる!といった調理の形態によって好みが変わる場合もあります。
OKバージョンとNGバージョンを知ることで食べられる調理法を見つけていきましょう!
ステップ3. 似たような野菜で代替を探そう!
どうしても食べられない・・・という場合は、代わりの野菜を探すのもひとつの手です。
例えば、緑黄色野菜にはβカロテンが多く含まれます。
ピーマンが嫌いでも、にんじんやかぼちゃにもβカロテンが含まれますので、食べられる野菜から始めてみましょう!
また、嫌いなものがあっても食卓から姿を消さないでください!
食卓にないということは克服するチャンスもないということ。
食卓に出し、お家の方が「美味しいね!」と食材に対してポジティブな言葉を発することも大切です。
これからの季節、夏野菜を一緒に育てることで食材に対して興味や愛着を持たせることも野菜克服の第一歩です!
味覚は成長とともに知らない間に変わっていくものです。
好き嫌いはあって当然!食事を楽しむということを第一に、無理強いせずに食材を大切にいただく環境を作ってあげましょう。
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https://www.suku.jp/account/my_page_login- 監修:管理栄養士 磯村優貴恵
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