「成長期に伸びる仕組み」を中心に、「成長と栄養」の関係、「成長と睡眠の関係」などなど、
スクスクのっぽくんに寄せられるご質問を紹介します。
身長と思春期の関係
思春期を早く迎えると身長の伸びが早く止まると聞いたことがあります。思春期は遅く迎えた方が身長が高くなるのですか?本当だとしたら、思春期を遅らせる方法はありますか?
体が早く成熟し成人になるということは、早く身長の伸びが止まってしまうということ。
日本人は、早熟を喜ぶ傾向があります。 しかし、体が早く成熟し成人になるということは、早く身長の伸びが止まってしまうということ。思春期を迎えるのがあまりに早すぎると、あっという間に大人になってしまいます。
これは、当然のことなのです。例えば女子では、初潮を迎えると、その後は約6cm前後しか伸びません。男子でも、声変わりすると、その後はあまり伸びません。
思春期の身長の伸びはめざましく、身長増加のラストスパートと呼ばれています。しかし、この身長増加のスパートは、身長増加がゴールに達する直前のラストスパートを意味しますので、もうすぐ身長が伸びなくなる前ぶれなのです。
思春期は遅く迎えたほうがいい?
骨の両端にある軟骨部分、「骨端線」が伸びることによって身長は伸びていくのですが、「骨端線」は徐々に固まりはじめ、最終的に固まってしまった後は、基本的には身長が伸びることはありません。思春期のスパートを迎えるまでに、いくら身長が伸びたかが、成人に達した時点での身長の高い低いを決定するので、一般的に考えますと思春期は遅く迎えた方が最終身長は高くなると考えても良いかと思います。
欧米人が比較的身長が高いのは、思春期を迎える時期が日本人よりも遅いということも関係しているようです。
もし、思春期を迎えるのがあまりにも早い場合、思春期を遅らせる治療をすることもあります。
思春期は、正常では少年では13歳から15歳、少女では9歳から16歳の間で始まります。 思春期早発症では、この年齢に達する前に思春期が始まりますので、もしご心配であれば、まずは医師に診てもらうことをお勧め致します。
身長を少しでも伸ばすためには
身長を伸ばす大切な要素は「食事・睡眠・運動」です。 日頃からバランスの取れた食事を意識し、特にカルシウム・マグネシウムなど骨の元となる栄養素を積極的に取り入れましょう。
栄養は食事からしっかりとバランスよく摂ることが理想的ですが、なかなか十分な食事を摂れないこともあると思います。特にカルシウムは食材によって吸収率がバラバラで安定して摂るのが難しい栄養素です。
そのような場合には、子供向けの栄養食品などを上手に活用することもおすすめします。栄養が不足してしまうと成長にも大きく影響が出ますので、なるべく毎日十分な量の栄養が摂れるよう心がけていきましょう。
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