卒業式・お別れするママ友に餞別はどう贈る?
卒業式・お別れするのは子どもたちだけじゃない!
春は出会いと別れの季節。学校の卒業式だけではなく、転勤の発令を受けたり、新しくおうちを建てたりして引っ越しという方も多いはず。
とくに新しく家を建てる場合やマンションなどを購入する場合は、子供の卒業に合わせて計画する方も多く、転居の手配やら役所の手続きやらおまけに子供の卒業式まで重なって、とにかくママは大忙し。
しかし、そんな忙しい中にあっても、これまでお世話になった方や親しくしていた友人たちや近所の方にはきちんと挨拶とお礼をしたいもの。
または逆に、引っ越してしまうママ友に何か餞別を渡したいこともありますよね。
もしくは、子供同士の学校が違ってしまい、これまでPTAでお世話になったママ友にお礼の気持ちを伝えたいことも…
そんな、春のお別れで贈りたい品やタイミングに関してまとめてみました。
引っ越しするママ友に贈る餞別やタイミング
転勤や新しくおうちを建てたり購入したりして引っ越してしまうママ友。これまでの感謝の気持ちを込めて餞別を渡したいけど、どのような物が相応しいのか、また渡すタイミングや金額など、あれこれ悩んでしまいますよね。
まず、渡すタイミングとしては引っ越しの3週間前から当日までの間の、ママ友と最後に会う日に渡すのがベストなのですが、直前や当日は相手の迷惑になる場合もあるので品物の場合は気をつけましょう。
そして餞別の品ですが、これは相手との親しさや引っ越しの理由、引っ越しが決まるまでの期間などによって変わってきます。
例えば急な人事異動により、急いで引っ越しをしなくてはならない場合、割れ物や大きな品を渡してはかえって迷惑。
また、最後にママ友と会うのが子供の卒業式の場合も、大きな品を持って行ってはお互いに困りますよね。
そんな場合は現金や商品券にメッセージとハンカチなどを添えてお渡ししてはいかがでしょうか。
現金の相場は5千円~1万円程度ですが、これは親しさや地域などによって異なります。
相手が新しくおうちを建たり、中古物件を購入したりして引っ越して行く場合は、親しい相手ならば欲しいものを聞いてしまうのも◎。
相手が本当に欲しい物をお祝いとしてあげれば喜んでもらえるうえに、いつまでも大切に使ってもらえます。
ただし、火を連想させるもの、例えば灰皿やストーブなどはNGとされているので気をつけて。他にも壁に穴をあけて使用するものも、避けましょう。
現金を餞別として渡す場合のご祝儀袋の表書きは?
相手に欲しい品物を尋ね難い場合は現金でも大丈夫ですが、前述したように引っ越しといっても相手の事情は様々。
なので現金を贈る場合、のしが付いた紅白の蝶結びの水引き(結婚式などと違い、何度繰り返しても良い御祝いなので)のご祝儀袋を使用しますが、のしの表書きの書き方は相手の事情により違ってきます。
以下にまとめたのでご参考までに。
・転勤による引っ越し(役職があがる昇進による転勤の場合)…「昇進祝・栄転祝」。栄転は他府県の支店などに役職があがって転勤になる場合です。役職があがり、そのまま同じ部署や支店内にいる場合は「昇進祝」
・転勤による引っ越し/賃貸から賃貸への引っ越し…「餞別」
・新しく家を建てて引っ越し、新築マンションを購入…「新築御祝・御新築祝」
・中古物件やマンションを買った場合…「御新居祝」
・新居が新築か中古かわからない場合…「御祝」
なお、メッセージを添えたい場合は、ご祝儀袋の中ではなく別に手紙やカードをお渡しするように。
自分が引っ越す場合
さて、今度は逆に自分たち家族が引っ越す場合です。転居や転入手続きで慌ただしい中でも親しくしていたママ友に何か気持ちを贈りたいことってありますよね。
他にもご近所さんへの挨拶も忘れずにしておきたいもの。
タイミングとしては、引っ越しの1週間前までには挨拶を済ませておきましょう。
また、引っ越し当日は大きな車の出入りもあり、騒がしくなってしまいます。
なので、それほど親しくしていなかった方にも引っ越しの2~3日前までには、引っ越し作業で迷惑をかけることをお伝えして、挨拶をしておきましょう。
この場合、とくに品物は必要ありません。
親しくしていたママ友や近所の方の場合は菓子折りや感謝の気持ちを込めたプチギフトなどを持参すると良いでしょう。
自分が引っ越す場合は、親しくしていたママ友たちから送別会を開いてもらったり、餞別をいただいたりすることもあります。
送別会を開いてもらい、ママ友たちから餞別の品をもらった場合は、基本的にお返しは不要です。
が、引越し先から落ち着いたころ、お礼状を出すと良いでしょう。または転居先の名産品のお菓子を送ったりすると喜んでもらえます。
とても親しくしていたママ友で、引越し先がそれほど離れていない場合は、新居が落ち着いたころ、新しいおうちでおもてなしをしましょう。
子供同士の学校が離れる場合
お互いに引っ越さなくても、例えば子供同士の学校が離れてしまう場合、親しい間柄ならこれまで通りのやり取りが続くこともありますが、相手が目上でPTAの役員であれこれお世話になった場合には、子供の卒業を一つの区切りとしてお礼をお渡したいもの。
そんな、感謝の気持を込めて贈り物をする場合、相手に負担を感じさせない程度の金額の物にしましょう。
千円くらいでお菓子やタオル、ランチョンマットなど相手の好みに合わせて感謝の言葉や手紙とともに渡しましょう。
また、習い事の先生など特別お世話になっていた方で、子供の卒業を区切りに習い事をやめてしまう場合は、もう少し金額をアップして3千円~5千円くらいでやはりお菓子を、お子様とお母様からの手紙を添えてお渡ししてはいかがでしょうか。
お礼は気持ちが込もっていることが何よりです。手書きのカードや手紙は品物以上の価値があり、喜んでもらえるはずです。
- この記事の先輩ママ:
- ゆか
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- 東京在住でお出かけ大好き♪ イラスト、ライターのお仕事をしながら、ママたちに役立つ情報を集めています。ママたちの毎日が今よりもっと充実するためのお手伝いができれば嬉しいです!
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