「成長期に伸びる仕組み」を中心に、「成長と栄養」の関係、「成長と睡眠の関係」などなど、
スクスクのっぽくんに寄せられるご質問を紹介します。
身長と睡眠の深さ
身長と睡眠の深さにはどのような関係があるのでしょうか?
- 監修:睡眠改善インストラクター 鈴木伸彦
子どもの成長にとって非常に大切な成長ホルモンのほとんどは、夜寝ているときに分泌されます。
睡眠初期の深い眠りの時期に分泌が多く、血液中の成長ホルモン濃度はピークに達します。
ですので、睡眠時間を十分にとったとしても、睡眠が浅かったり途中で睡眠を妨げられたりすると、成長ホルモンの分泌が悪くなり、身長の伸びの妨げになる可能性もでてきます。
また、睡眠中は縦方向からの重力から開放され、骨を休めることになり、更に、成長ホルモンの分泌は、立っているときよりも横になっているときの方が高くなります。とても大事な時間なのです。
身長を伸ばすためにはバランス良く栄養を摂取すること、適度に毎日運動することももちろん重要ですが、伸びるタイミングは睡眠中が主となります。
「身長は寝ている間に伸びる」といっても過言ではないと思います。
最近の日本の子どもはTVゲームの普及、運動不足、ストレス他の影響で睡眠の質が悪く、長さも短くなってきているという統計もあります。
睡眠の質を高めたり、睡眠時間を確保する方法はいろいろとあると思います。本人に合った方法で出来るだけ質の良い睡眠がとれるように、十分な睡眠時間が確保できるように心がけて下さい。
※寝具に関しては、子供の成長と睡眠を研究し、開発された睡眠グッズをお勧めしております。