佐藤弘道プロフィール
日体荏原高等学校卒業後、日本体育大学体育学部に入学。1993年NHKおかあさんといっしょオーディションに合格。同年4月よりNHK「おかあさんといっしょ」第10代目体操のお兄さんを12年間務め、体操のコーナーだけでなく、イベント、歌のクリップなどでも活躍し、2005年3月に体操のお兄さんを卒業した。 2002年1月、有限会社エスアールシーカンパニーを設立。子供たちと指導者のためのスポーツクラブを立ち上げ、全国で親子体操教室や幼児体操教室、保育士講習会などを行う。また、各民放のバラエティー番組や情報番組、CM、舞台、イベント、雑誌など数多く出演し、親子のための体操やCM用等のオリジナル体操を考案するなど多方面で活躍中。
オリンピックにあこがれた少年時代
- のっぽくん
- 体操教室は3ヶ月で辞められたそうですが、体育高校に進もうと思ったきっかけはなんですか?
- 佐藤さん
- 「運動神経がよかったので、担任の先生に勧められたってこともあったんですが、一番のきっかけはオリンピックですね。体操選手が床や鉄棒でクルクル回っている姿がカッコよくて!見てると出身校のところにだいたい「日本体育大学」って書いてあるじゃないですか。だからここに行けばオリンピックに行けるんだな、と単純に思ったんですね(笑)。なので、日本体育大学の姉妹校に進学しました。」
- のっぽくん
- オリンピックを目指されていたんですね!
- 佐藤さん
- 「そうですが、ケガで断念しました。体操の選手としてオリンピックに出ること、体育の先生になること。釣具店の店長になることが子どもの頃の夢でした(笑)。」
- のっぽくん
- 釣りも趣味だったんですか?
- 佐藤さん
- 「祖父母が埼玉の秩父に住んでいて、夏休みなんかに行っては山の中を弟と駆け回って、虫を捕まえたり、釣りをしたりしていましたね。親戚のお兄ちゃんや祖父が投網を教えてくれたりしてね。自然のなかで思いっきり遊びました。今、森の親善大使をしているんですが、その経験も役に立っていますね。」
- のっぽくん
- 小さな頃から体を動かしていたことが自然と体操を始めるきっかけとなったんですね。体操のお兄さんになったのも自然の流れですか?
- 佐藤さん
- 「いいえ。その頃、父の体調が悪くて実家のやきとり屋の手伝いをしていたんです。そうしたら店のお客さんに「こんなの募集しているから応募してみたら?」って勧められて。まさか自分がテレビに出て、小さな子どもたちに体操を教えるようになるなんて思ってもみなかったです。人生ってどこでどうなるか分からないですよね。でもだからこそ今やっていることに無駄なことなんて一つもないって思っています。」
インタビュー目次
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