佐藤弘道プロフィール
日体荏原高等学校卒業後、日本体育大学体育学部に入学。1993年NHKおかあさんといっしょオーディションに合格。同年4月よりNHK「おかあさんといっしょ」第10代目体操のお兄さんを12年間務め、体操のコーナーだけでなく、イベント、歌のクリップなどでも活躍し、2005年3月に体操のお兄さんを卒業した。 2002年1月、有限会社エスアールシーカンパニーを設立。子供たちと指導者のためのスポーツクラブを立ち上げ、全国で親子体操教室や幼児体操教室、保育士講習会などを行う。また、各民放のバラエティー番組や情報番組、CM、舞台、イベント、雑誌など数多く出演し、親子のための体操やCM用等のオリジナル体操を考案するなど多方面で活躍中。
両親には役割分担が必要
- のっぽくん
- ひろみちさんのご両親は共働きでお忙しかったんですよね。
- 佐藤さん
- 「ええ。でも忙しいからってほったらかしにされていると感じたことはありませんでした。自由は思いっきり与えてもらっていましたが、手放しにされているわけではない。きちんと見ていてくれていると感じて安心していました。」
- のっぽくん
- ご両親は躾に厳しかったですか?
- 佐藤さん
- 「厳しかったですよ!特に母親は!母自身も祖母から厳しく育てられてその教育を僕らにも与えてくれました。箸の上げ下げから食事のマナーとかね。でも頭ごなしに怒ったりはしないんです。例えば洋服をしまうのにタンスからはみ出てたりしたら「挟まっていたら洋服が痛いよね」とか言うんです。子どもにも伝わる言葉で伝えてくれていました。」
- のっぽくん
- 素晴らしいお母様ですね。そういう教育はご自身のお子様たちへの躾や叱り方にも受け継がれていますか?
- 佐藤さん
- 「そうですね。我が家は妻が叱りの担当で(笑)、僕は全然怒りません。だから、僕が出てきた時は相当やばいぞ、と子どもたちも思っているんじゃないかな。」
- のっぽくん
- 最後の最後の砦ですね。でもママが叱ってばかりでパパは優しいなんてずるいですね(笑)。
- 佐藤さん
- 「そうです。僕は怒らない優しいお父さんなんです(笑)。でもね、真面目な話、両親には役割分担が必要だと思います。毎日の交通整理を母親が行って、とんでもない事故を起こしたら、その収集を父親が行う。そして叱る時には必ずどちらかは叱らない。両方が叱ってしまうと子どもには逃げ場がなくなってしますよね。ただ、叱ることはあっても怒ることは絶対にありません。「叱ると怒る」は意味が違いますから!」
インタビュー目次
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