プロフィール
齋藤仁志
北京オリンピックの短距離日本代表選手選出。ベルリン世界陸上選手権200m出場。大邱世界陸上選手権200mで自身初の準決勝進出を果たし、4×100mリレーでも日本のアンカーを務めた。2015年4月より、筑波大学大学院に在籍。
管理栄養士 磯村優貴恵
大手ダイエット専門エステサロンでの食事指導、飲食店でのキッチンスタッフ、特定保健指導を経て、現在は子供から大人まで家族みんながおいしく食べられて健康になれるよう、レシピ・商品開発や執筆など幅広く活動中。
日本を代表するトップアスリート・齋藤仁志さん。これまで陸上短距離走者として、日本学生陸上競技選手権200m 3連覇や日本陸上競技選手権200m 2年連続2位など日本最高レベルの記録を残し、北京五輪日本代表や世界選手権日本代表にも選出され、日本屈指のトップスプリンターとしての地位を確立。現在は筑波大学院に在籍しながら、世代を問わず陸上選手を目指す人々に、走る素晴らしさ、スポーツの楽しさを伝える活動を行っています。
今回は、齋藤仁志さんとスクスクのっぽくんの管理栄養士としてカルシウムグミの商品開発・品質管理も務める磯村優貴恵との対談を実現。齋藤さんの食生活をひも解きながら、アスリートとして活躍するための食事の心掛けや、サプリメントやカルシウムの取り入れ方の秘訣をうかがってきました。
外食やポテチはOK? トップアスリートの食生活を知って気になる疑問を解決!
- のっぽくん
- まずは、齋藤さんの食に関するマイルールを教えていただけますか?
- 齋藤さん
- 基本的には3食きちんと食べることを大事にしています。あとは、1日の食事の時間帯を変えないようにしていますね。大学で練習や講師として授業も行っているので、食事のタイミングがずれてしまう時もあるのですが、朝は8時で、昼は13時前くらい、夜は練習のタイミングに合わせて19時から20時くらいに食事をするようにしています。基本的には朝昼晩と馴染みの定食屋さんで食べることが多いですね。定食っていろんな品目を一度に摂れるので、バランスいいのかなって思っていて。
- のっぽくん
- 定食のなかでもメニューが色々とあるかと思うのですが、そのなかで、この品目やこの栄養が摂りたいとか、選ぶなかで気をつけていることはありますか?
- 齋藤さん
- 野菜が入っているものを選ぶようにしていますね。例えば、とんかつ定食とかを頼むと野菜が少な目だったりするので、それよりは、サラダがついているメニューを積極的に選ぶようにしています。炭水化物は比較的摂りやすいと思うのですが、たんぱく質や野菜は意識的に摂らないと不足がちになってしまうので。
- のっぽくん
- 食事に気を遣われている齋藤さんですが、ふと菓子パンやお菓子が食べたくなるタイミングはありますか?
- 齋藤さん
- ありますね。食事に気を遣いすぎてストレスになるのも良くないと思うので、ある程度は好きなものを食べたいなと思っています。お菓子でいうと、ポテトチップスが好きなんですよね。
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- のっぽくん
- 運動されている方がポテトチップスを食べるのはあまり良くないイメージもあります。
- 磯村さん
- ポテトチップスの原料はじゃがいもなので、一概にダメとは言えませんね。塩分や油分が多いものもあるので気をつけるべきだとは思うのですが、どうしても食べたくなってしまう時もありますよね。
- 齋藤さん
- ありますね。それこそ、練習をしっかりした日にご褒美として食べています。
- 磯村さん
- ご褒美として食べるのは良いですね! 毎日食べてしまうのはあまり良くないのですが、タイミングを決めて食べるのは良いと思います。ご褒美として食べる方が楽しみも増すと思いますしね。
インタビュー目次
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