俵万智プロフィール
早稲田大学卒業後、国語教諭として高校に勤務。1987年に第一歌集『サラダ記念日』を出版、大ベストセラーになる。2003年に男児を出産。『プーさんの鼻』、『たんぽぽの日々』、『かーかん、はあい』など、子育ての日々を綴った歌集やエッセイは、多くの母親たちの共感を集めている。
「少しジャンルをずらした本を与えてみよう」
- のっぽくん
- 本は読んでいるのですが、読解力に結びついていないようです。読む力を伸ばす読書のコツはありますか?
- 俵さん
やっぱりたくさんの本を読むのが一番でしょうね。なるべく色々なジャンル、例えば物語だけではなく、科学的なものとか、新聞とか、幅広いものを読んだ方が栄養になると思います。
- のっぽくん
- 子どもに本を選ばせると、どうしても同じような本に偏ってしまいがちなんですよね。普段読まないジャンルに興味を持たせるコツはありますか?
- 俵さん
息子も「ゾロリ」シリーズが好きで、そればかりを読んでいた時期がありましたね。そんな時は、近いけれど少しジャンルの違う推理ものとか、ファーブル昆虫記とか、さりげなく息子が興味を持ちそうな本を、「これも面白そうなんじゃない」と渡したりしていました。嫌々読むのでは意味がないので、子どもが好きそうな本で、少しジャンルをずらしたものを差し出してみると、自然と読書にも広がりが出ると思いますね。
- のっぽくん
- なるほど。違うジャンルの本でも、普段好きで読んでいるものと似た内容のものなら、抵抗なく読めそうですね。
インタビュー目次
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