飯沼誠司プロフィール
1974年、東京都生まれ。大学時代にライフセービングに目覚め、卒業後には花形種目であるアイアンマンレースのワールドシリーズに日本代表として選出、日本人ライフセ-バーとしては初めてのプロ契約を果たす。以降、全日本選手権アイアンマンレースを5連覇するなど数々の偉業を達成。2006年からは「館山サーフクラブ」を自ら立ち上げ、水難救助の第一線で活躍している。
送り迎えから食事までしっかりサポートしてくれました
- のっぽくん
- 厳しい練習は、苦しくなかったんですか?
- 飯沼さん
- 「練習はたしかに厳しかったんですけど、それ以前に、僕、小さい頃から負けず嫌いだったんですよ(笑)。だから、どんなに大変な練習でもがんばってついていこうとしてしまうんです。もともと体は弱いですから、その点は大変でしたね。でも、僕の母というのが卓球の実業団の元選手で体育会系の人だったので、風邪を引こうが、喘息の発作が出ようが、練習には必ず連れて行かされたんです。」
- のっぽくん
- 厳しいお母さんですね。
- 飯沼さん
- 「僕が練習に対して弱音を吐いたときも、最初は「だったら、辞めてもいいよ」と言うものの、最後に必ず「それで自分が満足するなら」と付け加えたりする。そう言われると、負けず嫌いの僕としてはどうしても悔しくなってくるんですよ(笑)。それに、そういうやり取りを続けているうちに、本当に体調が悪いときでも僕自身から「練習を休みたくない!」と思うようになるんです。練習を休めば、その分周りの友達に差をつけられるわけですから、それが本当に嫌だと思うんですよね。そう考えると、やっぱりうまく親にコントロールをしてもらった部分は大きいのかな、と思いますね。」
- のっぽくん
- お母さんのサポートは大きかった、と?
- 飯沼さん
- 「そう思います。「水泳をやりたい」という僕の意思を尊重してくれましたし、送り迎えのようなサポートもしっかりしていてくれましたから。食事の面についても、体にいいといわれるものは何でも食べさせられましたし、サプリメントなんかもよく飲まされてました。でも、当時のサプリメントってあまりおいしくなかったので、それはそれで大変だったんですけどね(笑)。」
インタビュー目次
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