夏の食中毒に注意!気をつけるべき3つのポイント
食中毒について知ろう!「食中毒」とは?
多くの人が経験したことのある「食中毒」とは、その名の通り、食べたものや飲んだものが原因となって起こる健康障害です。
食中毒は高熱を出すこともありますが、多くは腹痛や嘔吐、下痢などの消化器系に現れやすいのが特徴です。
食中毒の原因にはいくつか種類があり、細菌性のものやウイルス性のもの、寄生虫や自然毒など様々です。有名なものにはノロウイルスや腸管出血性大腸菌O157があります。
細菌の発育条件は?
細菌が発育する条件には大きく分けて3つあります。
①栄養
私たちにとっての栄養源である食品は、細菌たちにとっても栄養源となります。特にたんぱく質を好む傾向にあるため、肉や魚、卵などのたんぱく源には要注意です。
また、食器や調理器具の洗い残しも注意が必要です。
②温度
食中毒を起こす菌が発育しやすい温度は、菌の種類にもよりますが、私たちの体温に近い36℃前後が至適温度となります。そのため、猛暑が続く夏場は特に注意が必要です。
③水分
細菌は食品中の水分を利用して発育・増殖するため、水分が50%以上で発育しやすく、水分が20%以下では発育・増殖が難しいとされています。
そのため、水分量の多い生ものは鮮度の良いものを選び、持ち帰ったら迅速に処理をしましょう。
また、食器や調理器具等は洗ったらきちんと乾かすことで水分量を減らし食中毒の予防に役立てましょう。
これら3つの条件が整ってしまい、ある程度の時間を経ることで菌が発育・増殖すると、私たちの身体に何らかの被害をもたらし「食中毒」としてあらわれます。
食中毒予防の3原則は?
①つけない
まずは食品に菌を付けないことが大切です。キッチン周りや食器、調理道具は常に清潔な状態を保ちましょう。肉、魚、野菜、その他とまな板を使い分けるのも予防のひとつです。
また、食材を扱う人の手洗いも重要なポイントとなります。
②増やさない
食材には、多少は菌がついているもの。その菌を増やさないためにも、食品を持ち帰ったら直ちに冷蔵庫に入れるなど適切な処理をしましょう。
また、夏場で気温が高い時は、保冷剤や保冷バッグを使用しての持ち運びを心がけましょう。
③やっつける
菌をやっつける方法のひとつが「加熱をする」ということ。中心温度が75℃を保った状態で1分以上加熱することを心がけましょう。
★腸を整えておくことも大切な予防策です!
調理をする際、食品を扱う際に気を付けるのは食中毒の予防としてとても大切なことです。
さらに、万が一食中毒になってしまっても、日ごろから腸内環境を整えておくことで、症状が悪化しにくくなったり、治り方がスムーズになったりする可能性が期待できます。
必要な栄養を吸収するだけでなく、要らないものをスムーズに排出するためにも腸内の健康にも意識を向けてみましょう!
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