寝起きが良い人と悪い人の違いはなんでしょう?
こんにちは!睡眠改善インストラクターの鈴木です。
「子どもの寝起きが悪くて、困っている」というお悩みをよくお寄せいただきます。
何度起こしてもまた寝てしまったり、無理に起こされて不機嫌になることでご家族もイライラしてしまうことも。
今回は、「寝起きの悪さ」の代表的な原因や対処方法についてご説明していきたいと思います。
朝が弱い人は、ぜひ実践してみてください
まずは睡眠時間が充分か見直そう
人は、目が覚めて数分間は強い眠気が残る(睡眠慣性といいます)のが普通です。
起きた直後、すぐに立ち上がったり、動いたりすることは逆に体に負担をかけてしまうので、少しの間は大目に見てあげてください。
ただし、睡眠慣性は特に睡眠時間が充分でない時に強く働くことが分かっています。
あまりにも寝起きが悪い場合、まずは睡眠時間が充分とれているかどうか見直してみることをお勧めします。
起床時間を規則正しくしましょう
人は体の中や脳の中に様々な体内時計を持っています。
その体内時計は相互に作用しあいながら約24時間で一周しています。
たとえば、今朝7時に起きたとしたら、明日は朝6時~8時に目が覚めやすいという具合です。
もし、休日にわざと朝寝坊をするようなことがあれば、その翌日は早起きするのが難しくなります。
平日と休日の起床時間のズレを1時間以内に抑えていただくと、自然に毎日同じ時間に起きやすくなるのです。
「光の刺激」で体内時計を調整し寝起き改善!
充分な睡眠時間を心掛け、毎日の起床時間のズレを1時間以内に抑えても、無数にある体内時計を全部セットしなおすには、2週間~1ヶ月もかかることが医学的に分かっています。体内時計の調整は、すぐに実感が出るようなものではないと理解して、心に余裕を持ってじっくり行うことが大事です。
取り組みのキッカケとしては「光」を使うことをお勧めします。体内時計に一番強い影響を与えるのは光の刺激なのです。
寝起きの悪いお子様を起こす時は、起きたい時間に部屋が明るくなっているようにしてみてください。目覚まし時計が鳴ってから飛び起きて部屋を明るくするのではなく、部屋を徐々に明るくしてから声かけや目覚まし時計で起こすようなイメージを持っていただくと始めやすいかと思います。2週間~1ヶ月過ごす頃には、寝起きが自然と良くなってくることが多いので、ぜひお試しください。
余程でなければ、寝起きが悪いのは普通のことです。くれぐれも気長に、長い目で取り組んでください。
※睡眠には個人差があります。生活習慣を変えることで睡眠が改善されない場合は、医師や専門家にご相談ください。
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