藤本豊久プロフィール
青森県青森市出身 1966年6月生まれ 身長180cm 父の身長172cm 母の身長160cm 小学校4年生でクロスカントリースキーに出会う。スキーの名門・東奥義塾高校に進学。高校2年生のとき、インターハイのリレー競技、団体で優勝。世界ジュニア選手権に出場など戦績を残し中央大学に。インカレ、国体などで活躍したが、28歳に現役を退きコーチに。現在、富山県の川田工業(株)企画室に勤務しながら、全日本スキー連盟クロスカントリーチーム・ヘッドコーチ(3年目)を任され、来年行われるトリノ五輪に向け、選手の指導にあたっている。
今回、お話を伺ったのは、来年2月に行われるトリノ五輪の全日本スキー・クロスカントリーチームのヘッドコーチ藤本さん。世界選手権を中心に海外転戦が続いた04-05年シーズンも終え、ホッと一息と思いきや、すぐに夏の合宿が控えているという。そんな忙しい合間を縫って、お時間を頂きました。 と、その前に・・・・・・。 少し、クロスカントリーの世界を紹介します。 長野五輪で日本中を湧かせたジャンプ。華麗なテクニックとスピードを要するアルペン。荻原健司選手が世界を舞台に戦った複合。上村愛子選手、里谷多英選手らの活躍が期待されるフリースタイル。そしてクロスカントリーも、すべてスキー競技のなかの種目のひとつです。 山あり谷ありの森のなかのコースを滑り、決められた距離のなかで順位を争う競技がクロスカントリーです。競技は大きくわけて2種類あり、フリーとクラシカルの走法があります。フリーは足をVの字に開いて滑り、クラシカルは足を平行に動かして進みます。距離は1.5kmのスプリントから50kmの長距離までとさまざま。欧米ではアルペンと同じくらいメジャーな競技ですが、日本ではまだまだマイナーです。それでも、ウインタースポーツとして、日本でも徐々に人気が出てきています。 さて、藤本さん。選手時代には果たせなかった五輪での舞台に、コーチとして挑みます。 選手、そしてコーチと世界を舞台に戦っている藤本さんに、今回は夢をテーマにお話頂きました。 朴訥と語る言葉のひとつひとつは大変、重みがあり、また優しい表情からは想像できませんが、故郷、青森の”じょっぱり”(頑固者)魂が・・・・・・。
インタビュー目次
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