今さら聞けない基本のカルシウム
こんにちは!管理栄養士の磯村です。
成長期は、心も身体もグンと成長できる重要な時期。皆さんは成長の目標を立てていますか?
今回は新たな気持ちで成長期に大切な「カルシウム」の基本についてお伝えしたいと思います。
骨の強度と硬度の両面を充実させるためにはカルシウムだけでなく、様々な栄養が必要です。
「バランスの良い栄養」を意識づけることで未来の元気な体作りに向けて準備をしましょう!
今年こそはしっかりカルシウム生活!!
不足しがちなカルシウム
大切だとわかっていても、なかなか十分に摂ることが難しいカルシウム。
骨を作る細胞が準備万端でも骨の材料であるカルシウムが不足していてはNG。骨量をぐっと増やすことのできる貴重な成長期だからこそ、カルシウムはしっかりとりましょう!
冬は特に必要になる!?ビタミンD
ビタミンDはカルシウムが吸収される際に必要な栄養素で、紫外線を浴びると皮膚で合成されます。しかし、冬場は夏に比べて日照時間が短いことや外遊びをする機会も減るため、太陽の光に当たる時間が短くなります。
食事からもしっかりと摂れる環境づくりを整えましょう!
プラスαの栄養で内側から強く!
〇〇さえ食べていればOK!という魔法のような食材は残念ながらありません。
骨の土台となるたんぱく質、強度アップに欠かせないビタミンK、効率の良い骨づくりに必要な亜鉛やマグネシウムもとても大切な栄養素です。
今さら聞けない基本のカルシウム
このグラフを見ると、生まれてから骨量がググッと増えていることがわかります。特に10歳前後からは急激に骨量がアップしています。
しかし、20歳頃からは「現状維持」、そして40~50歳頃から減少傾向にあります。
つまり、成長期は一生の中で唯一の「骨貯金」ができる時期なのです。この時期にしっかり骨貯金ができていることは将来の健康にもつながります。
身体を支えてくれる大切な骨だからこそ、今からしっかりと作り上げていきましょう!
カルシウム、何にどのくらい含まれているの??
- ・ しらす干し(半乾燥品)・・・520㎎
- ・ 牛乳・・・110㎎
- ・ ヨーグルト・・・120㎎
- ・ 木綿豆腐・・・120㎎
- ・ ひじき(乾燥)・・・1,400㎎
- ・ 小松菜(生)・・・170㎎
食材の可食部100gあたりに含まれるカルシウム量
カルシウムは魚介類、乳製品、野菜、海藻類と様々な食材に含まれています。
しかし、しらすやひじきなどの毎日100g摂ることは難しい食材があるのも現実です。
主食・・・ひじきごはん、主菜・・・クリームシチュー、副菜・・・小松菜と豆腐の味噌汁、おやつ・・・ヨーグルトなど、各メニューそれぞれにカルシウムを含む食材を組み込むといった工夫が必要です!
のっぽくんの「カルシウムグミ」や「こども食育グミ」もおやつにおすすめです♪
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https://www.suku.jp/account/my_page_login- 監修:管理栄養士 磯村優貴恵
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