疲れると睡眠は深くなるのでしょうか?
こんにちは!睡眠改善インストラクターの鈴木です。
先日、「疲れると睡眠は深くなるのでしょうか?」というご質問を複数いただきました。
たくさん体を動かして疲れると眠くなるのは、大人も子どもも同じですね。
基本的に間違った考え方ではないでしょう。
しかし、今日の睡眠研究においては、快眠を阻害する運動があることも分かっています。
今回は、運動と睡眠の関係についてご紹介させていただきます。
運動が快眠につながる要因
運動をすることで、「日中の運動で光を浴びること」「精神的ストレスの解消」「日中の覚醒水準が高まること」「午後~夕刻の適度な体温上昇を促進すること」「適度な疲労感を得ること」などは快眠を促進することが分かっています。
運動が快眠を妨げる要因
一口に運動と言っても、「夜間に運動することにより夜間に光を浴びる」「試合の勝敗などにより心理的に興奮する」「夜間の運動による夜間の体温上昇」「交感神経の過剰な緊張」「過度な筋および腱の損傷」など時間帯やコンディションによっては睡眠を阻害してしまいます。
生体リズムのメリハリを活かす運動で快眠生活を
たくさん体を動かして疲れた日は良く眠れるというのは、基本的には間違った考え方ではないでしょう。
しかし、睡眠の質を高めるためにまず重要なのは、生体リズムのメリハリと規則正しい生活習慣です。
日中に運動をすると、呼吸循環系や内分泌系、交感神経系が活発になるべき時に活発になり、生体リズムにメリハリを与えます。
時間帯としては午後~夕方、60分間程度の中強度の適度な運動を週に3~5回、継続して行っていくと生体リズムがメリハリを持って規則正しく動き、睡眠の質が高まっていくでしょう。
反対に、運動の強度や時間帯を間違えてしまうと、生活習慣に乱れが生じ、睡眠にも悪影響を及ぼします。
特に夜、強度の高い運動をすると睡眠には良くなさそうです。
できれば、入眠の3時間前には激しい運動を終わらせていただき、深部体温を下げていってください。
入眠直前はリラックスを促すストレッチのような運動にとどめるのがよいでしょう。
運動して体を適度に疲れさせることは、基本的には快眠につながります。
生体リズムを知り、正しい運動を取り入れ、快眠生活を送りましょう!
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※睡眠には個人差があります。生活習慣を変えることで睡眠が改善されない場合は、医師や専門家にご相談ください。
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