ビタミンCを上手にとって疲れ知らずの体を作ろう！

みなさんこんにちは！

管理栄養士の磯村です。

じりじりと照り付ける太陽のパワーを感じる夏もいよいよ本番！

今年の夏はどのような目標をたてましたか？

運動も勉強も習い事も、何を頑張るにもまずは「健康なからだ」があってこそ。今回はよく聞く栄養素のひとつ、ビタミンCをあらためてご紹介します。

毎日しっかりとって楽しい夏を過ごしましょう！

ビタミンCってどんなビタミン？

ビタミンCは水溶性のビタミンで、お肌や細胞のコラーゲンの合成に欠かせないほか、体内でビタミンEと協力して活性酸素の除去を行います。 極端に不足するとコラーゲンが合成できないので血管がもろくなることから出血傾向となり、疲れやすい、いらいらする、顔色が悪い、筋肉減少などの症状を伴う壊血病の原因となります。 普段の食事で野菜や果物をしっかりと摂っていれば極端に不足することはないと考えられます。※1

こんな時には特にしっかり摂ろう！

心や体にストレス（強い負荷）を感じた時や、喫煙者、周りに喫煙者がいる受動喫煙者はビタミンCの消費量が多いと言われています。 疲れたな、と感じる前に日々の生活でしっかりと摂れると良いでしょう。

ビタミンCはどのくらい必要なの？？

【ビタミンCの推奨量は以下の通りです】

身近にあるビタミンCを含む食品を探してみよう！

赤パプリカ（生）・・・170㎎

ピーマン（生）・・・76㎎

ブロッコリー（生）・・・120㎎

アスパラガス（生）・・・15㎎

キャベツ（生）・・・41㎎

トマト（生）・・・15㎎

いちご（生）・・・62㎎

うんしゅうみかん（早生・生）・・・35㎎

バナナ（生）・・・16㎎

りんご（皮つき・生）・・・6㎎

ここに記載したものはごく一部です。 ビタミンCは様々な野菜や果物に含まれているので、 主菜の付け合わせや副菜、おやつやデザートで上手に取り入れていきましょう！

※1日本人の食事摂取基準2020年版一部抜粋
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf

※2参考：七訂　食品成分表　2020　女子栄養大学出版部発行