気をつけて!流行するインフルエンザ
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気をつけて!流行するインフルエンザ
スクスクのっぽくんメールマガジン/ vol.988
インフルエンザの流行に注意~乳幼児に多いインフルエンザ脳症とは~
【動画】体を柔らかくするストレッチ!
大阪大学 早川和生教授 インタビュー最終回
インフルエンザの流行に注意~乳幼児に多いインフルエンザ脳症とは~

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ここ2年ほど流行が下火になっていたインフルエンザですが、コロナの水際対策の緩和などを受けて、今年は大流行の可能性があると言われています。

そこで今回は、インフルエンザの流行に合わせて注意したい、乳幼児が発症しやすい「インフルエンザ脳症」についてご紹介します。

インフルエンザはインフルエンザウイルスへの感染により発症する病気で、急激な発熱や悪寒、関節やのどの痛みなどの症状が代表的です。

基本的には3~4日程度で解熱し、自然に軽快する病気ですが、乳幼児が感染した場合はインフルエンザ脳症を引き起こすことがあります。

インフルエンザ脳症は、体内に侵入したウイルスを攻撃する免疫が働き過ぎて、自分の脳にまで炎症を起こしてしまう病気です。

発熱してから数時間~1日程度で発症し、乳幼児に多くみられます。

主な症状は意識障害やけいれん、そして、普段とは明らかに異なる異常行動などです。

治療をすれば約7割は回復するとされていますが、約2割には麻痺や高次脳機能障害などが残り、6%程度の人は亡くなっています。

インフルエンザ脳症には特効薬はありません。

しかし、水分補給や酸素投与をしながら、薬でけいれんの症状を抑えて全身状態を安定させると同時に、抗ウイルス薬を用いてインフルエンザによる発熱や症状を改善させることが可能です。

また、脳の過剰な免疫反応や炎症を抑えるために、ステロイドなどを大量に投与して脳の神経細胞を保護する治療を行う場合もあります。

このように、インフルエンザ脳症を発症した場合は、入院治療が必須となるため、以下のような場合はインフルエンザ脳症を疑い、すぐに救急車を呼びましょう。

・インフルエンザ診断後に5分以上のけいれんが続く

・けいれん後も意識が戻らない

・自分の手を食べ物だと思い込んで噛んだり、急に怒り出したりするなどの異常行動が1時間以上続く


また、インフルエンザにかからないように、予防することも大切です。

コロナ対策と同じく、手洗いうがいと手指消毒はもちろんのこと、ワクチン接種も非常に効果的です。

感染リスクを下げるためにも、出来る対策がないか今一度検討してみましょう。

より詳しい内容はこちら
▶︎インフルエンザの流行に注意~乳幼児に多いインフルエンザ脳症とは~

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【動画】体を柔らかくするストレッチ!

こんにちは!すくすくトレーニングの小澤です!

今回は体を柔らかくするストレッチを紹介します!

体が硬くてお悩みのお子様、お母さんやお父さんの声がよく寄せられます。

体が硬いと成長痛などにもなりやすいため、成長期のお子様には特におススメのストレッチです。

あまり勢いよくやりすぎて、「痛い痛い!!」

とならない程度に、ゆっくりと伸ばしていくことがポイントです。

それでは早速、行ってみましょう!


人の一生はどれくらい遺伝子で決まっているのか?

そんな壮大なテーマに双子の比較から取り組んでいるのが、早川和生・大阪大学教授です。

30年間の双子研究によって得た結果や、この分野の最新の発見まで、わかりやすいエピソードを交えながらお話を伺いました。
※本記事は、過去に公開された「プロフェッショナル 生きる力の伸ばし方」のバックナンバーからの再掲記事です。

早川和生さんプロフィール
1951年、愛知県生まれ。 1974年、千葉大学を卒業し、 ハワイ大学大学院で修士課程修了。 1980年、近畿大学の助手になる。 1994年に大阪大学教授に就任。 双子老人の比較から、生活習慣病などの予防的研究を行っている。
一卵性の双子が別々に育ったら?

ー双子に限らず、子供のときにいろんな要因で遺伝子がオン・オフになり、本来の身長の伸びる能力が最大限に発揮されず、ある程度しか伸びないという可能性はありますか?

「ありえますね。ただし、遺伝子のオン・オフに何が影響しているかということは、今の段階ではわかっていません。

今わかっているのは、そういう現象があるということだけ。

今世界中でものすごいスピードで研究が行われています」

ーこれまでに一卵性の双子が別々に違う環境で育ち、それを比較した研究はありましたか?

「日本では昔、双子が生まれると1人を養子に出すという風習がありました。

戦前には、日本には別々に育った双子が結構いたんです。

一方アメリカやヨーロッパは、今も昔も、同じ家で育てる文化。

つまり、この研究のデータをそろえられるのは日本だけと言えます」



ーこれからその研究を始める予定はありますか?

「現在、ある一卵性の双子が、1人は日本に住んでいるのに対して、1人は海外に住んでいます。

文化が違うところで住んだら、どんな差が出るのか。

個人的にはすごく興味を持っています。

示唆に富んだ結果が出てくるのではないでしょうか」

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ
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