大興奮のこじゃず:身長を伸ばそう!スクスクのっぽくん通信簿

スクスクのっぽくん通信簿

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【スクスクのっぽくん通信簿】vol.250/現在の読者数7,837人
スクスクのっぽくん通信簿
1時間目
副担任のつぶやき
「大興奮のこじゃず」
2時間目
秋山先生の♪栄養マメ知識
「気になること」
~食からエコを考える~
3時間目
お子様の成長に役立つ!
「のっぽくんQ&A」
「息子はご飯をあまり食べないのですが、無理にでも食べさせたほうがいいですか?」
4時間目
プロフェッショナルに聞く!
“生きる力”の育て方
「平成の三四郎・古賀稔彦」
第8回~古賀さんからのメッセージ~
「大興奮のこじゃず」 ゲストさん、こんにちは!
スクスクのっぽくんです。

先日、「こじゃず」に行ってきました。

子供たちが楽しめるジャズ、「こじゃず」。

築地本願寺のブディストホールという会場で行われたのですが、初めての公演にも関わらず、朝の部だけでも、子供たちと親御さんたちが300人くらい集まっていて、熱気ムンムンでした。(午前・午後の2部行われました。)

ジャズというと、大人がお酒を飲みながら楽しむ音楽というイメージがありますが、どう子供が楽しめるものになるのか、私もとても楽しみにしていました。

公演のメインテーマは「浦島太郎」。

開演のお知らせと同時に、後方の扉が開くと、浦島太郎が太鼓を叩きながら、大きな亀がサックスを吹きながら、楽しそうに入場してきました。

4名の演奏者がそれぞれ、楽しい芝居を演じながら、楽器の音を徐々に子供たちの耳に馴染ませるように、奏でていきます。

子供たちも、開演前に自分たちで作ったマラカスで、波の音を演出し、大はしゃぎ。

竜宮城に入った瞬間、突然、幕が落とされ、先ほどまで芝居を演じていた演奏者たちが、コントラバス・ドラムス・サックス・ピアニカのカルテットとなって現れ、格好よく演奏を始めました。

演奏された「マイ・フェイバリット・シング」は、ジャズの定番とも言える曲ですが、子供たちは、自ら踊ったり、マラカスを振ったりして、演奏に参加し、本当に楽しそうです。

ジャズは、それぞれの楽器のアドリブを織り交ぜながら楽しむ音楽ですが、4名の演奏者は本当に楽しそうにアドリブを奏でるので、こちらまで楽しくなってきます。

最後まで飽きさせない内容が考えられていて、70分の公演時間はあっという間に終わりました。

子供たちが、楽しそうにジャズに参加し、喜んでいる姿を目の当たりにし、これが子供たちの将来を変えるかもしれないと考えると、本当に素晴らしい公演だなぁと思いました。

また、プロのジャズ演奏者たちが、子供たちを惹き付けるために芝居を考え(決して上手い芝居とは言えないのですが。。笑)、なんとか馴染んでもらおうとする姿に、感動しました。

身近なところから、子供たちに少しでも影響を与えようとする人たちは、真の教育者ですね。

今後も、スクスクのっぽくんは、「こじゃず」を陰ながら応援していきたいと思います!

子供たちとともに、私たち大人も楽しめる内容になっていますので、次回はぜひみなさんも参加してみて下さいね♪

「こじゃず」のHPはこちら
http://mazel-japan.co.jp/childeye/jazz/

スクスクのっぽくん 担任より
「気になること」 ~食からエコを考える~ 今週は特別編です。

エコとは、エコロジー(ecology)の略です。このエコロジーとは、辞書には「自然環境保護運動。人間も生態系の一員であるとの視点から、人間生活と自然との調和・共存をめざす考え方。」 と書いてあります。

機械が発達し、私たちは人間が作れる以上の量の食べ物や物を作ることができるようになりました。そのため、物を使い捨てにしたり、以前より無駄に扱うようになってしまったので、加速的に地球の資源が少なくなってしまったのでしょう。

地球の資源は無限にあるわけではなく、その資源ができるためには長い年月を必要とするものばかりです。この資源を大事に使わせてもらうことが「自然との調和・共存 」になるのだと思います。

食の面から考えてみましょう。私たちは自分たちで作った食物を自分たちで消費するわけではないので感じにくい部分ですが、1つの食べ物が自分の手元に届くまでには、いろいろな資源も使われています。

例えば野菜の場合、苗木には水をあげ、肥料をあげます。ハウス栽培の場合は、温室の中を温めるために電気などのエネルギー源が必要です。収穫したものはトラックなどで運ばれるのでガソリンも使うことになります。

多くの野菜は、周りにビニールのような包装やテープなどが巻かれています。野菜1つを入手するまでに、目に見えなくわかりにくいですが、いろんな資源を使っているわけです。

もし、自宅で自分たちが作り旬の野菜を食べていれば、水や少しの肥料で十分育っていたかもしれません。

また、そのように資源や農家の人の力を使ってできた野菜も、腐らせて捨ててしまったり、料理を作っても余らしてしまい、捨てることもあります。

以前もこのコラムで書かせていただきましたが、平成8年、東京ガス株式会社、都市生活研究所が食品を捨てた理由を調べたところによると、

・「古くなって食べられない」44%
・「賞味期限が過ぎている」37%
・「腐敗・カビ」32%
・「少し余った」25%

でした。

食品を無駄なく使うためには、計画的に食材を購入することも大切です。私もこのようなコラムを書かせていただいてますが、実は野菜をそのまま料理せず、悪くしてしまうことも多いです。

その理由は、冷蔵庫の中身を把握せずに買い物をしてしまったり、急に家で食事ができなくなってしまい、その分余ってしまうことなどがあります。その場合、簡単に調理して冷凍保存するなどの工夫することが必要なんだと思います。実行しなければいけませんね。

「メタボ」 という言葉は、「エコ」という言葉とは相反するかもしれません。必要以上にカロリーを摂取し、それを使う機会がないために体に蓄積してしまうわけです。規則正しい食生活を送り、体重を理想体重にすることも「 エコ 」 のひとつになるかもしれません。

秋山里美プロフィール
管理栄養士 病態栄養専門師
数々の著書を執筆し、現在もセミナーや講演などで活躍中!

■ひとこと!
わたしの実家にはびわの木があります。今年は豊作で、砂糖と白ワインで煮詰めて「 びわゼリー」 を作りました。お金はさほどかかりませんが、贅沢なおやつだなあと思います。
「息子はご飯をあまり食べないのですが、無理にでも食べさせたほうがいいですか?」 身長を伸ばす上で、食事からタンパク質・カルシウム・マグネシウム・亜鉛などの栄養素を十分摂ることは、極めて重要な要素です。

従って、食が細いお子様には、「いかに食べさせるか」がポイントになります。

ところが、親御さんが「栄養が偏っていると身長が伸びない」と考え、子供が嫌がるものでも無理に食べさせようとすると、子供は食べることを嫌がり、食欲不振を増強させるという悪循環になりがちです。

食欲不振の場合は、食べ物の質を問うより、好きなものだけでも食べさせることが先決です。

また、食の細い子は一度にたくさん食べることができないので、3度の食事だけで必要な栄養を摂ろうとするのではなく、食事の回数を増やし、おやつを含めた1日の総栄養量で考えるようにしましょう。

食を太くしていくことは、非常に難しい作業ですが、できるだけ本人の好きなものでメニューを組み立てるなど、我慢強く、食べることが苦にならない環境を作ってあげることが大切です。

左膝にケガを抱えながらもバルセロナオリンピックで金メダルを手にした姿は多くの人の心に残ったはずだ。あるいは、アテネオリンピックで日本代表チームにコーチとして加わり、金メダルをとった谷本歩美に抱きつかれていた姿を思い描く人も多いだろう。

「平成の三四郎」古賀稔彦さんのお話を今回から8回にわたって紹介します。

古賀稔彦さんプロフィール
1967年 佐賀県に生まれる
1980年 東京にある講堂学舎に入門
1987年 全日本選抜体重別選手権 一位(1992年までその座を守る)
1988年 ソウルオリンピック出場
1992年 バルセロナオリンピック 金メダル獲得
1996年 アトランタオリンピック 銀メダル獲得
2000年 現役引退。全日本柔道女子強化コーチに就任
2002年 「古賀塾」を開く。

現在は古賀塾塾長を勤める傍ら、全日本女子強化委員、東京オリンピック基本構想懇談会委員でも活動。また、IPU環太平洋大学体育学部体育学科、柔道部総監督としても活躍中。

「古賀さんからのメッセージ」 子供がテレビゲームに熱中することは良くない。

そのように言われるようになって久しい。しかし、子供が何かに熱中できるというのは素晴らしいことであって、それは頭ごなしに否定すべきものではないと古賀さんは自らの著書の中でも語っている。

子供があることに熱中するエネルギーを、うまく他のことに向けさせてあげれば、そこで力を発揮できると考えているのだという。それはどういうことなのだろうか。

「人間には脳のエネルギーと体のエネルギーの両方があると思っているんですけど、今の時代は脳(のエネルギー)ばかり使っていますよね。体のエネルギーを使っていないから、バランスが崩れてしまって、余計な体力を悪い方向に使っちゃうとか……。だから例えば、お父さんが昔サッカーをやっていたとしたら、『じゃあちょっとサッカーやってみるか?』というところから始まって、『どっかのフットサルのチームに入ってみようか?』と言って、どこかのチームに入っていく。そうすると、そこで自然と目標が出来たり、お父さんとやって楽しいと思ったり……。そういう風に、まずは家庭の中で親が何か行動に移せるようなところから入っていくといいかもしれないですね」


子供にスポーツをやらせようと思っていたとしても、いきなりスポーツをやらせなくても良いと古賀さんは考えている。

「たとえば、女の子であれば料理から始めてもいいと思いますね。『お母さんを手伝って!』っていいながら。実際に料理を手伝わせて、そこで作れたという喜びを味あわせてあげる。それによって、何かをやって自分が何かを作りだすっていうことはこんなに良いことなんだなっていうことを経験させてあげれば、(その子が)別のところでバレーボールに興味を持てば、バレーボールをやってみようかなと思いが出てくるんじゃないでしょうか」

身近なところにきっかけは転がっているのかもしれない。

最後に、今まさにスポーツに一生懸命取り組んでいる子供たちへのメッセージをいただいたので紹介しよう。

「うちの道場でもよく言うんですけど、特にスポーツの世界は勝負の世界ですから、強くなりたい・勝ちたいっていう強い気持ちを持っていくのは当然です。でも、弱い者に対して優しい気持ちを持てるからこそ、自分自身が成長していけるんだっていうことを知っておいて欲しいですね。そんな優しい気持ちを持ち続けられるスポーツ選手になって欲しいなと思っています」


(文・三村祐輔)

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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