お子様の成長に関わる情報を「スクスクのっぽくん通信簿」として、メールマガジンにて配信しております。
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1時間目 担任のつぶやき |
「熱中症」 |
2時間目 秋山先生の♪栄養マメ知識 |
「食の言葉」 ~暑気払い~ |
3時間目 お子様の成長に役立つ! 「のっぽくんQ&A」 |
「女性の年齢とカルシウム」 |
4時間目 プロフェッショナルに聞く! “生きる力”の育て方 |
登山家・大蔵喜福:第5回 「子供たちに伝えたいこと ~学力より情操教育~」 |
スクスクのっぽくんです。
8月になりました!
今年は特に、夏休みに入り、暑い日々が続いていますので、熱中症にかかる子供が増えているようです。
熱中症は、高温の環境に長時間いると、脱水症状になったり、体温の調節が利かなくなったりする症状です。
熱中症の予防は、高温になるような場所に長時間いない、ということに尽きます。
ただ、屋外で遊ぶことも多いと思いますので、みなさん既に気をつけていらっしゃると思いますが、改めて以下の事項に注意して頂ければと思います。
・長時間、日なたで遊ばせない
・こまめに水分を摂らせる
・帽子をかぶらせる
・白っぽい服装をさせる
もし、お子様が
●体温が、異常に高い
●皮膚が赤くなり、乾燥
●顔が真っ赤
●汗は出ない
●吐く
などの症状を起こした場合は、次のような応急処置をして頂ければと思います。
・日陰の風通しの良いところに寝かせる
・吐き気や嘔吐がなければ水分を摂らせる
(塩分が含まれているスポーツ飲料か、薄い食塩水などが良い)
・体温を下げる(扇いで風を送る・濡れタオルで体を拭くなど)
症状がひどい場合や、なかなか改善されない場合は、できるだけ早く医師の診療を受けましょう。
熱中症に注意しながら、外でいっぱい遊んで、思い出に残る楽しい夏休みにしてくださいね♪
また、代謝のよくなる夏は、お子様の成長にとっても大事な時期でもあります。
しっかり寝て、しっかり遊んで、しっかり食べることは基本ですが、その上でプラスアルファとして、スクスクカルシウムを摂って頂くことをお勧めします!
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暑い日が続いていますが、皆さん体の調子は大丈夫ですか?
外は日差しが痛いほど暑く、汗だくになってしまいますが、クーラーをかけた部屋に1日中過ごしていると、体が冷えきってしまいます。
このように、体温調節が難しいのがこの時期に体調を崩される方も多いのではないでしょうか?
今週は「食の言葉」です。
本来のテーマから少々ずれていますが、私が以前から気になっていた言葉をご紹介します。
夏になると何気なく使ってはいたものの、本来の意味がよくわかっていなかった言葉があります。
それが、今回のテーマ『暑気払い』です。
初めてこの言葉を耳にしたのは職場でした。
「秋山さん、今度の金曜日、暑気払いなんだけど大丈夫?」と聞かれ、なんのことかさっぱりわかりませんでした。
最初聞いたときは「 分割払いの一種?お祓い?」 とどんな字を書くかわからなかったので、言葉がすんなり頭の中に入ってこなかったことを覚えてます。
暑気払いとは、暑さを払いのけるためにとる方法のことを指し、いまでは忘年会や新年会のように、みんなで集まってお酒を飲んだり、おいしいものを食べたりする夏の宴会を指す言葉になっているようです。
この暑気払いは、江戸時代にはあったようで、この頃は冷たいビールやジュースなどありませんから、体を冷やす効果があるものを食べることを指していたようです。
「体を冷やす効果がある食べ物」とはどんなものがあるかご存知ですか?
東洋医学の考え方では、食べ物を大きく分けて「陰と陽」に分けて考えます。自然界のあらゆるものが「陰と陽」の二つに分けることができ、体を温めるものは「陽気」、体を冷やすものは「陰気」と言うそうです。
「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉がありますが、これは意地悪をして食べさせないという意味ではなく、今の時期が旬のナスは、体を冷やす食品なので、女性は体を冷やすことが良くないことからできた言葉です。
このナスのように、暑い時期が旬のもの、あるいは暑い地域で取れる食物は「陰」 の食材で、体を冷やす効果があるそうです。
難しいことを覚える必要はなく、地元で採れた旬の野菜を食べれば、この時期を上手に過ごせるということのようです。
また、汗をかくことで涼しく感じます。
唐辛子に含まれるカプサイシンという辛味成分が働き、汗をかくことで、体の熱を放出して涼しくなります。暑いときこそ、辛いものを食べて汗をかくというのも一種の暑気払いになるかもしれません。
皆さんで楽しく過ごす暑気払いもいいですが、普段の食事からも暑気払いをしてみてはいかがでしょうか?
今週から4回にわけて、お母さんのカルシウム摂取の現状をお伝え致します。
ママとカルシウム特集 その4 「女性の年齢とカルシウム」 まず、10代、20代のうちにしっかりと骨づくりを。
偏った食事や極端なダイエットは禁物です。
妊娠・出産期はカルシウムが胎児に奪われやすいので、より多くのカルシウムが必要です。
妊娠中は胎児の成長に、出産後は母乳を出すために、カルシウムが必要です。
更年期・老年期は、女性ホルモンの分泌が減少するため、特にカルシウム不足に注意が必要です。
女性ホルモンのエストロゲンは骨吸収を抑制する働きがあり、閉経後に急激に骨量が低下するからです。
女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンも合わせて摂取したいものです。
~終わり~
ヒマラヤなど数々の登山隊の遠征で活躍した登山家でもあり、打ち立てた登頂記録も数多いが、一方で子供たちへ自然の楽しさや素晴らしさを教える伝道師という一面も持っている。
まさに“生きる力”のかたまりという感じの大蔵さんは、どのように幼少期を過ごし、現在はどのような考え方をもって子供たちと接しているのか、お話を伺った。
大蔵喜福さんプロフィール
・1951年 長野県飯田市に生まれる ・1965年 本格的登山を始める ・1971年 ヨーロッパアルプス初挑戦 ・1979年 世界初のヒマラヤ縦走登山 ・(ダウラギリV~III~II 峰7,000m峰3山縦走) チョモランマ北壁に2度挑戦。打ち立てた厳冬期最高到達地点記録(8,450m)は、いまだ破る者はない。 マッキンリー18回登頂や、カヌーでの瀬戸内海初横断などユニークな記録も持つ。 多くの登山仲間を亡くした冬の北米大陸最高峰マッキンレーを調査するために気象観測装置を設置し毎年登頂。 貴重なデータを集めた功績で秩父宮記念山岳賞を受賞。日本山岳会自然保護委員会やHAT-Jなどでも理事を務め、山における環境保護の問題にも取り組んでいる。 |
「子供たちに伝えたいこと ~学力より情操教育~」
- のっぽくん
- チョモランマでの厳冬期最高到達地点記録など、ご自身で数々の登頂記録をたてられてこられましたが、子供に自然を体験させることにベクトルが向うようになったキッカケは何だったのですか?
- 大蔵さん
山に行くにはお金がかかるので、私も仕事としてテレビや雑誌に出演したり、人を山に連れていってあげたりと、いろいろしてきました。
そうすると、それまでは自己満足の世界でしたが、今度は人との触れ合いが面白くなってくるんです。
人が変わっていく様子を見たり、喜んでいる様子を見たりする楽しさは、全く別物ですね。
例えば、この写真はアコンカグア(アンデス山脈・南米最高峰の山 6962 m)に登ったときの写真ですが、60代の方々を連れて登ったわけです。
どんなに偉い人でも、山にきたらみんな一緒。登り始めは頼りなかったのが、登った後では、自信もつきますし、本当に別人のように変わって面白いですよ。そして、嬉しい- のっぽくん
- そういう意味では、子供はもっと変わりますね。
- 大蔵さん
子供は、柔軟だし真っ白だから、もっと面白い。
やっぱり、綺麗な山や川に連れて行きたいですし、この自然を守りたいと思いますから、子供たちにも分かってもらいたいと思います。
昔は、山や川が好きな先生がいて、生徒たちをプライベートで連れていってくれたりしましたが、今はリスクを考えてしまって、そういうことをする先生が本当に少ない。
私は、幼いころから学力を追求するより、情操教育に力を入れるべきだと思います。
小さい頃は、自然と触れ合ったり、絵画を観たり、本を読んだり、音楽を聴いたり、いろんな体験をしたほうが良い。
自然は、水や空気と全く同じで、なくなったら我々は生きていけませんので、もっと小さい頃から自然を深く知ってもらいたいと思いますね
マナスルの頂上にて- 大蔵さん
先日、子供たちを連れて、何パーティかで山に登ったとき、天気が悪くなって、ようやく途中の山小屋に辿り着いた。
かなりきついけど、そこから先は、行きたいという強い意志を持った人だけでいくから、行けるやつは手を挙げろと言ったんです。
希望者だけで頂上まで行って戻ってくると、端のほうで泣いているやつがいる。
どうして泣いているのか聞いてみると、『ここまできて、手を挙げられなかった自分が情けない』と泣いてる。
自分自身を知る作業でもあるわけですから、そういうのが良い経験になるんですよね。
逆に、頂上まで登りきれると、さらに大きな自信になります。
そこに至るまでの苦しい道のりを思い出せば、何でもできると思える。
山は本当に厳しいですから、山へ連れていけば、どんな子供もまっとうになれると思います。- のっぽくん
- やはり、頭の中だけで考えるのと、実際に体験するのでは、大きく違うんですね。
- 大蔵さん
特に、子供のころはそうですよね。
子供は、大人の言動をよく見たり聞いたりしていて、私が何気なしに言ったことが、子供の心に残っていたりします。
昔、高尾山で子供たちと活動しているときに、急に天気がおかしくなってきたので、私は確信があったわけではないんですが、経験上『もうすぐアラレが降るぞ!』って言ったんです。
そうしたら、本当に大粒のアラレが降ってきた。笑
傍にいた小さな子は、尊敬のまなざしで私を見るわけですが、なんとそれがキッカケで、その子は気象関係の仕事に就いて頑張っています
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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