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睡眠が足りていないと太るって本当ですか?
個人差はあるかと思いますが、「睡眠不足が肥満の リスクを高める」と言われています。
アメリカのコロンビア大学やスタンフォード大学、シカゴ大学などの研究で、「睡眠が足りていないと必要以上に食欲が増し、肥満になりやすくなる」ことが分かっています。
睡眠不足になると、血中のレプチンという満腹中枢に働きかけ食欲を抑える物質が減少し、グレリンという食欲を促進する物質が増加します。言い換えると、脳が満腹を感じず、どんどん食べることを欲する状態になるということです。そして、気付かないうちに必要以上にカロリーを摂取してしまい、肥満になりやすくなるというわけです。
最近の研究では、特に、成長段階の子どもにおける睡眠不足による肥満の増加と危険性が指摘されています。成長段階で肥満になると、思春期の訪れが早まると言われています。思春期が早く訪れるということは、早く成長が止まってしまうということです。肥満のお子様は、早い段階でグングン背は伸びるのですが、その分早く身長の伸びが止まり、最終身長がそれほど高くならない傾向があります。
日本の小・中・高校生は世界的に見ても夜更かしをしていることで有名です。睡眠時間もかなり短く、日本の子ども達は肥満になるリスクが高いと言ってよいでしょう。子どもは親のライフスタイルに強い影響を受けます。お子様の健やかなご成長のためにも、ぜひ、ご家族の皆様で睡眠をしっかりとる意識を高めていただきたいと思います。
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