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<バレエ> 阿部夏香さん
「緊張しないで踊る方法は、役柄に集中すること。」
アクリ・堀本バレエアカデミーで毎日レッスンに励んでいる阿部夏香さんは、コンクールで入賞実績をもつ実力派。2012年夏には全日本バレエ・コンクール(文化庁/公益財団法人日本バレエ協会主催)ジュニアBの部で第1位に。「人を感動させることのできるバレエ・ダンサーになりたい」という大きな夢に向かって、歩み続けています。
●阿部夏香選手の戦績(※一部のみご紹介しております)
2009年 | 埼玉県全国舞踊コンクール 児童2部 第1位 |
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2010年 | オールジャパンバレエユニオンコンクール 小学6年の部 第2位 |
2012年 | NBA全国舞踊コンクール 中学生の部 第4位 全日本バレエコンクール ジュニアの部 第1位 |
2013年 | NBA全国舞踊コンクール 中学3年の部 第2位 |
●阿部夏香選手プロフィール
年齢 | 15才(2012年取材時) |
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現所属 | アクリ・堀本バレエアカデミー |
使用のっぽくんグッズ | カルシウムグミ |
阿部夏香さんのインタビューをご紹介!
- 昨年のコンクールでの第1位、おめでとうございます。規模の大きいコンクールでの上位入賞は、大きな目標でしたね。
- 「はい。1位なんて最初はびっくりして、おどおどしてしまいました(笑)。1位を狙う、という気持ちはなかったけれど、実力を上げるためのバネにできたら、と思ってやってきました。」
- バレエは何歳から習い始めたのですか。
- 「3歳です。母と、ひいおばあちゃんがバレエをやっていたそうで、それで自然に……」
- バレエをずっと続けていきたい、と思うようになったのはいつ頃ですか?
- 「中学2年生くらいです。基礎があるからこそテクニックがきれいに見える、ということがわかってきて……。どうでもいい、と思い込んでいたこと──たとえば、手のポジションなどが、実はとても大事だということに気づいて、バレエがずっと楽しくなりました。」
その胸の内にバレエへのひたむきな思いが芽生えたのは、いろいろな人との出会いや、コンテンポラリーなどの新しい経験も影響しているようです。お稽古場のレッスンだけが重要なのではないということも、学びました。 - 今、バレエでいちばん楽しいと思うことはどんなことですか?
- 「踊りの奥深くまで、自分で考えなければならないこと。これが、すごく楽しいです。とくにポジションについてとか、役作りについて。先生は“自分で考えなさい”、って言います。だから、自分が踊る役柄のバレエについて、ストーリーを調べたり、動画を見たりしています。この前のコンクールで踊ったのは、『眠れる森の美女』オーロラ姫のローズ・アダージオのヴァリエーション。テクニックも難しいけれど、お姫さまらしく、おしとやかに踊るのは本当に難しいです。手を上げすぎないとか、元気すぎないようにとか、表情とか、動画やバレエの雑誌に載っている写真などを見て工夫しました。」
- 本番では緊張しませんでしたか?
- 「緊張しました! 緊張しないで踊る方法は……、それは、役柄に集中すること。緊張しているな、と考えずに役になりきること、です。コンクールではすごく集中できて、本番がいちばんうまく踊れたんです。」
現在、バレエのレッスンは週に6回。土日も半日ずっとお稽古場に通う生活が続きます。友達と遊ぶ時間はあまりないけれど、不満は無いそう。 - バレエのレッスンが嫌いになるようなこともあるのでは?
- 「今はないけれど、以前は、何回かありました。小さい頃は、先生が自分のために注意してくれているということがわからないので、怒られてイヤになってしまって。よく注意されたのは、基礎についてです。テクニックで苦手なのは、ジャンプ。先生が教えてくださるとおり、跳ぶタイミングに気をつけたり、筋肉をつけたりして、工夫しています。大きい技は難しいです。」
夏香さんが夢中になれることを見つけられたことを、心から喜んでいるお母さんも「食事では、野菜を多めにしたり、魚と肉のバランスに気をつけたりしています。親がしてあげられることなんて、それぐらいしかなくて(笑)」と、栄養面からサポート。カルシウムを中心としたサプリメントをすすめたこともあったそう。そんな夏香さんに「カルシウムグミ」を使用していただきました。
「とっても美味しいので、何個でも食べてしまいそうになります(笑)」と夏香さん。お母さんも、「以前は別のサプリを摂っていたのですが、飲むのが面倒で続けられませんでした。カルシウムグミなら、美味しくておやつのような感覚で手軽に食べられるので、無理せず続けられると思います」。「カルシウムグミ」は、栄養面に常に目を光らせているお母さんの、心強いサポート役となりそうです。」 - ストレッチは毎日の日課?
- 「そうなんです。周りの皆がやっているので、私もやるようになったのですが、お風呂上がりにしっかり30分くらいやると、レッスンを始めるときの身体の柔らかさが全然違うんです。」
今、お稽古しているのは『エスメラルダ』のヴァリエーション。タンバリンを片手に、ダイナミックな技を次から次へと繰り出すはつらつとした踊りは、控えめで優しい性格の夏香さんにとって「大きなチャレンジ」だとも。「自分とは正反対のキャラクターなので、とても難しいんです」と、謙虚に役柄に取り組んでいます。 - 将来、踊ってみたい役柄などはありますか。
- 「それは……、ちょっと恥ずかしいのですが……『ロミオとジュリエット』のような作品を踊ってみたい。パリ・オペラ座バレエ団や、英国ロイヤル・バレエ団の吉田都さんの映像を観て、すごい! と思いました。お芝居はとても難しそうだけれど、いつか……。これを言うのは、少し恥ずかしいです(笑)。でも、いつか留学して、ヨーロッパのエレガントなバレエを学びたいです」
時折はにかみながら、しっかりとした言葉でインタビューに答えてくれた夏香さん。
輝かしい未来に向けて、日々、バレエを楽しみながら、がんばっています!
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