受験食4
勝負は朝ごはんから始まっています!
朝食の重要性
皆さんは朝食をきちんと食べていますか? 朝は時間がないから・・・ ごはんより寝ていたいから・・・ そんな理由で朝ごはんを抜いている人がいたら、要注意です!
朝ごはんを食べないと・・・
1.集中力低下!
私たちの脳はブドウ糖をエネルギー源として働いています。 しかし、ブドウ糖は体内に多く貯めておくことができないので、朝ごはんを抜くと午前中の脳のエネルギー補給ができずに、何となくだるい、頭が働かない、といった状態に陥りやすくなります。
2.太りやすい!
朝ごはんを抜くと、お昼ごはんの前にはもうおなかがペコペコ! その状態でごはんを食べると、どうしてもどか食いしがちです。 また、少ない回数でどか食い・まとめ食いをすると肥満になりやすいといわれています。
3.食事が偏りがちに!
菓子パンやパスタなどを主食とすると、単品で食事が済んでしまうため、どうしても栄養が偏りがちになります。 特に、脂質の量が多くなりやすいのが特徴です。 しかし、ごはんは焼き魚や野菜の煮物、酢の物などといった様々なおかずと相性がよく、品数も増えて自然とバランスがとりやすくなるのです。
朝ごはんは食べられない!その原因は前日の生活が影響している!?
朝、食欲が出ない原因はいくつかあります。
1.夕食が遅く、食べたらすぐ寝る
私たちの体にはそれぞれ活動時間というのがあります。 食べ物に大きく関係している「胃」は、21時頃からお休みモードに入ります。 そのため、夕食が夜遅かったり、消化に時間のかかるもの(揚げ物などの油を多く使ったメニュー)だと胃に負担がかかり、うまく消化できないまま朝を迎えることになります。 夕食は遅くとも21時前には終わらせて、胃への負担を減らしましょう。
2.夜更かしをしている
遅くまで起きていると、どうしてもおなかがすいて夜中に食べてしまいます。 そのため、朝になってもおなかが空いていない、という状態に陥るのです。 また、夜遅くまで起きていると、睡眠時間が短くなることによって朝の目覚めが悪くなり、結果として朝ごはんの時間を逃してしまいます。
3.脂質の多いものばかり食べている
栄養素にはそれぞれ消化にかかる時間が違います。 その中でも脂質は一番時間がかかります。 3~4時間経ったのち、ようやく吸収の段階に入るのです。 つまり、毎食脂っこいものばかり食べる、または夜遅い時間に脂っこいものを食べると消化に時間がかかるだけでなく、常に胃がフル稼働しているような状態で、胃がもたれやすくなる原因にもなります。
オススメの朝食メニューは??
これさえ食べれば完璧!という食品はありません。 また、いつもは食べていないのに、今日だけ特別!と張り切って新しい食品を取り入れても体がびっくりすることもあります。 朝ごはんはその場だけでなく、普段からしっかり食べる習慣をつけましょう。 オススメの朝食はシンプルな和食です。
・ごはん ・具沢山味噌汁 ・卵焼き ・焼き魚 ・漬物 ・果物
特別なものは何もないですが、ごはんでしっかりと糖質を、卵焼きや焼き魚でたんぱく質を、具沢山味噌汁で発酵食品である味噌、野菜(食物繊維、ビタミン)に加えて、体を中から温める働きがあります。 果物は糖質でもあり、食物繊維、また、みかんなどの酸味の強いものであればクエン酸も含まれます。
また、しっかり良くかんで食べるのも大切なポイントです。 噛む、すなわち顎を良く動かすことは、脳に刺激を与える働きもあるのです。 朝食を充実させることで、1日をスムーズに始めましょう。
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