こじゃず 2013年レポート
2013年6月29日(土)にこじゃずvol.6が開催され、午前・午後ともに満員のお客様を迎えることができました。
◆公演前(スタート1時間前)
今回で6回目をむかえた音と対話するコミュニケーションライブ「こじゃず」。
全席自由ということもあって、早めにおこしになるご家族が多いので、開演前に小1時間ほど、スタッフ主導のワークショップを開催しています。
まねっこリズム対決では、スタッフ相手にリズムを楽しみ、おねがいの木には、思い思いの願いごとや絵を描いて1本の大きな木を作り上げていきました。
こうしてしっかり頭と心をエクササイズしてからいざ、本公演のスタートを迎えます。
よく耳にするお馴染みのジャズナンバーをメドレーで演奏。なかでも「TAKE FIVE」はドラマのタイトルにもなり、テーマ曲ともなっていたこともあり、若いパパ・ママの表情とノリが上々でした。
人形劇団への楽曲提供を多くしている西尾賢がオリジナル曲を中心に、子供たちと一緒に歌って、遊んで、体を動かしました。子供たちが大好きなこじゃずのテーマソング「タコとおじさん」では面白い踊りに笑いがとまらないよう。今回の新作「ジャズでジャンケン」で西尾vs会場で歌いながらのジャンケン大会となり、大いに盛り上がりました。
こちら今回初の試みの即興ジャズ。会場の空気や温度を感じながら、即興で音楽を奏でるというもの。子供たちは突然聞かされるいろいろな楽器の音に驚いたり、今まで聞いたこともないような音楽に頭に汗をかいているかのよう。
コーナーのラストの曲が「七夕」だとわかると、「知ってる!」という笑顔に変わったのが印象的でした。公演前のワークショップ※1で「おねがいの木」に描かれた子供たちの願いをスライドで映し出し、会場の思いと童謡ジャズとのコラボレーションを果たしました。
公演前に開催したワークショップのひとつ。子供たちはすきな色や形のカードを選び、おねがいごとを書いて、色をぬったりデコレーションします。それを大きな木のイラストに貼り付けていき、みんなで大きな願いの木をつくりあげました。
紙芝居師の格好をしたチャンキー松本さんが紙芝居の台をガタガタと運びながら登場。拍子木の音を合図に紙芝居のはじまりです。こじゃずバンドの効果音(三味線とパーカッション)付きで、紙芝居は大いに盛りあがりました。紙芝居のタイトルは「だがしやチンドン」。
<あらすじ>
最近、忙しくなった子供たちの生活もあり、すっかり賑わいのなくなった駄菓子屋のおじさんがお店でひどく落ち込んでいました。そこへ常連3人の子がやってきて、おじさんの様子を心配します。
おじさんは店をたたもうと思っているという胸の内を子供たちに話しました。3人の子供たちはお店をたたまないですむために、自分たちに何かできないかと悩みます。そこへ1人の子ども、ゆうたくんのお姉さんであるミワねえちゃんがやってきます。
ミワねえちゃんに駄菓子屋さんのために何かしたい!と相談すると、「チンドンでお店を宣伝しよう」と提案されたのです。
子供たちはチンドンで自分たちの街を練り歩き、駄菓子屋さんを一生懸命宣伝しました。その甲斐あって、駄菓子屋さんには子供たち、大人たちもどんどんやってくるようになり、またお店を続けることができたのでした。
この芝居の途中では、本物のみわぞう姉さん(こぐれみわぞう)をステージに呼び込み、会場の通路を使って、実際にチンドン行列を実演。間近で見るチンドン行列にパパやママも大喜びの様子でした。(今回の公演では、実際に会場の子供たちにも行列に参加してもらいました)
紙芝居のコーナーのエンディングテーマからドラムソロへと続き、ラストセッションのスタートは童謡ジャズで「茶摘み」を披露。ラストはチンドン行列でも披露した「聖者の行進」を出演者全員で演奏。会場は立ち上がっての手拍子で幕を下ろすころができました。
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