朝日健太郎プロフィール
1975年9月19日熊本県生まれ。元男子バレーボール日本代表選手として活躍後、26歳のときにビーチバレーに転向。北京五輪では日本人として初めてトーナメントに進出し9位の成績をおさめる。ロンドン五輪にも出場し、2012年に現役を引退。現在はスポーツ解説や講演活動、メディア出演など幅広く活躍中。フォーバル所属。
前年比113%の男
- のっぽくん
- どうして113%なんでしょうか?
- 朝日さん
- 「前年比200%くらいを目標にすると、途中で心が折れちゃうじゃないですか。でも113%くらいだと達成しやすい。届きそうにない理想を掲げず、前年比113%を達成して、達成したらまた別の目標を立てて続けていく。 表現は少し異なりますが、室伏広治が「理想のフォームは叶えられる。でも翌日には別の理想に辿り着くからまたやり直すんだよ」と話してくれたことも、似たようなことかなと思っています。最近若い子には、「サッカーの本田や野球のイチロータイプは少数派。高い目標を設定してそこに一直線に進める人はごくわずかだから、僕らは目標をひとつひとつ細かく設定して、結果高い山を築こう!」と言っています。」
- のっぽくん
- そのおかげで25年間、続けてこられたと。
- 朝日さん
- 「そうですね。また、あとは体が頑丈だったことと無理しないこと!無理しないというポイントは人それぞれですが、自分がこれ以上やったら怪我をするなというラインが、僕の場合は人よりすごく手前なんです。 バレー界では有名な話なんですが突き指をしただけでも練習を休むほど(笑)。常に身体の細かなところに気を配り、違和感がちょっとでもある場合、その調整を徹底的にやりました。」
インタビュー目次
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