スマホやゲームで「首猫背」に!?
「首猫背」とは?
こんにちは、すくすくトレーナーの小澤です。
今回は「首の猫背」についてお話しさせていただきます。
近年、世の中を見渡せば下を向いている人が多いですよね。
スマートフォンやゲームの普及で「歩きスマホ」という言葉が生まれていたり、ポータブルゲームに夢中になっていたり、大人も子どももとにかく下を向く時間が長いのです。
そこで体に起きてくる変化として一番顕著なものが、「首猫背」です。
もちろん背中が丸くなる「猫背」にもなっているのですが、それ以上に背中の上の方から首にかけて猫背になって、顔が前に出る姿勢が目立っています。
この首猫背によってどんなデメリットがあるのでしょうか。
脳の働きが低下
首にはたくさんの血管や神経が通っています。
もちろん脳にも繋がっているため、首の姿勢が悪くなってしまえば血流が滞ったり、酸素や栄養が届きにくくなってしまい、脳の働きや集中力を低下させてしまう原因となります。
勉強や仕事の集中力を失わないためにも、出来るだけ早く首猫背を改善することをオススメします。
運動への影響
人間は運動をするとき、無意識のうちに頭の位置を調整することで、重心を動かしてバランスをとっています。
首猫背の場合、前方向に重心を動かすことはしやすいのですが、後ろ方向や、回転を伴う運動(野球やテニス、クラシックバレエなど)をするときにバランスを取りにくくなってしまい、体の軸がブレた運動となってしまいます。
体の軸がブレると当然スピードやパワー、正確性を失うこととなり、首猫背は運動をする上で不利になると考えられるのです。
マッサージでは取れない?辛い肩こりや目疲れ
頭は5〜6キロの重さ(ボウリングの球程度)があり、それを支えているのが首ということになります。
ボウリングの球を持つときに、前習えの状態で持つととても重く感じるのがわかります。
首猫背になって頭の位置が前にあると、どれだけの負担が首や肩にかかっているか実感できるのではないでしょうか。
首猫背を解消するストレッチ!
毎日首に負担をかけてしまっている状態では、どれだけマッサージでほぐしてもすぐに肩や首回りの筋肉がこわばってしまいます。
首猫背を改善するストレッチを行って根本から改善しましょう。
1.四つ這いの姿勢で安全に行いましょう!
首のストレッチは、いきなり大きな力がかかると負担が大きく、重大な怪我に繋がってしまう可能性もありますので、無理のない範囲で、四つ這いで頭の重さが首の大きな負担とならない状態で行いましょう。
2.肩甲骨の位置を決める!
首周辺の筋肉の多くが肩甲骨と繋がっているため、首を正しい位置に戻すためには肩甲骨周りの筋肉に刺激を入れる必要があります。
まず手を内に捻るようにして、両手の人差し指から小指までが向かい合うように構えます。
こうすることで肩甲骨の位置が上がり(上方回旋といいます)、少し内側に寄せた状態になります。
3.胸を開きましょう
肩の位置を決めたら、そのままみぞおちを地面に近づけるようにして胸を反らしていきます。
肩甲骨はさらに内側に寄った状態になります。
その状態で顎を引いたまま、頭全体を後ろに引くように動かします。
4.最後に上を向きましょう
胸を開いて頭の位置を後ろに引いてから、最後に顎をあげるという順序を踏むことが大切です。
猫背のまま顎を上げてしまうと逆に首の後ろを詰めるような動きとなってしまい、効果的に首猫背を改善することができません。
5秒間、息を吐きながら上を向き、ゆっくり2まで戻ります。
これを5〜10回繰り返すというストレッチを、毎日行ってみてください。
首猫背を改善して見た目、運動、健康状態の全てを改善しましょう!
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