知って納得!免疫を高める「腸活」のコツ!
みなさん、こんにちは!スクスクのっぽくん管理栄養士の磯村です。
突然ですが、「プロバイオティクス」 と「プレバイオティクス」 という言葉を耳にしたことはありますか?
近年、「腸内環境」を考えるうえでこの2つの言葉が欠かせなくなっています。
「専門的で何だか難しそう…」と思われがちですが、考え方はとても簡単。
仕組みを理解することで、「免疫を司る腸」の健康管理 に役立てることができます!
先日もNHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」で「万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった」 という特集が放送されるほど、「腸」に注目が集まっています。
→NHK特集ページはこちら
この機会に正しい「腸活」を理解して、免疫力アップを目指しましょう!
健康な腸内の要!「プロバイオティクス」
「プロバイオティクス」とは、私たち人間の腸内環境を整えるために有益な作用をもたらす微生物 のことを指します。
身近なものですと、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」が「プロバイオティクス」に含まれます。
腸内の善玉菌を増やすことで、健康に
私たちの腸内にはおよそ100種類以上、100兆個以上もの腸内細菌が住んでいると言われています。
大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」に分類されるのですが、腸内環境が良い状態というのは「善玉菌」が「悪玉菌」より優勢である状態のこと を指します。
「乳酸菌」や「ビフィズス菌」は「善玉菌」に該当するため、積極的に摂取することで腸内が「善玉菌優勢」に整いやすくなります。
エサとなって役立つ!「プレバイオティクス」
次に、 「プレバイオティクス」について。
「プレバイオティクス」の「プレ(pre)」とは「前の」という意味があります。つまり、「プレバイオティクス」は「プロバイオティクス」の栄養源となったり、それらの増殖に役立ったりする成分のこと を示します。
「プレバイオティクス」があることで「プロバイオティクス」の増殖に役立ち、結果として腸内フローラのバランスを整えてくれるのです。
オリゴ糖や食物繊維の仲間が「プレバイオティクス」に位置付けられます。
2つの摂取が重要!でも、どうやって摂り入れるの?
腸内環境を整えるためにはプロバイオティクスとプレバイオティクスの双方が必要です。
そのため、どちらも日々の食事で補っていけるよう意識することが大切です。
プロバイオティクスでもある乳酸菌は、ヨーグルトや漬物、味噌などの発酵食品に多く含まれています。
プレバイオティクスであるオリゴ糖や食物繊維は、野菜や果物に多く含まれます。
野菜嫌いや偏食によって普段から野菜の摂取量が十分でない場合は、食物繊維が不足しないように意識して摂れると良いでしょう。
食習慣だけでなく、生活習慣も整えよう!
また、睡眠時間が短かったり、眠りが浅かったりすると腸内環境が乱れる原因にもなります。
質の良い睡眠とバランスの良い食事を心がけることも忘れないようにしましょう。
腸は最大の免疫器官とも呼ばれるくらい、私たちの身体にとって重要な役割をはたしています。腸を整えることで、全身のコンディション管理にも役立てていきましょう!
栄養補助食品を上手に活用することも
毎日の食事からしっかり栄養を摂ることが一番大切ですが、お子様の好き嫌いや忙しい毎日のなかでは難しいこともあります。
そんな時には、手軽に栄養を補える栄養補助食品が強い味方となります。
不足してしまうことがないように毎日の食事のサポートとして、上手にご活用いただくことがおすすめです。大切な成長期の可能性を広げるために、ぜひ今日から食生活をはじめとした生活習慣を見直して少しずつ、良い習慣を身につけていきましょう!
何かご不明点がございましたら、スクスクのっぽくん 成長アドバイザーがしっかりサポートいたしますので、いつでもお気軽にご相談ください。
- 監修:管理栄養士 磯村優貴恵
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