どうすればいいの? 気になる冬の睡眠事情
こんにちは!睡眠改善インストラクターの鈴木です。
生体リズムが乱れやすく、睡眠にとって厳しい環境である冬。2月は、1日の日照時間は次第に長くなっていくものの、気温はまだまだ低く、睡眠の質が悪くなりがちなのです。
今回は、冬に寄せられやすい質問にお答えする形で、生体リズムを乱さない工夫をご紹介してまいります。
春は、すぐそこまで来ているはず。
生体リズムを乱さず、睡眠の質を落とさないようにして、あと少しの冬を乗り切っていきましょう!
夕食の時間に関するお悩み
小学生~高校性くらいのお子さんで、習い事やクラブ活動で、夕食を最適なタイミングで食べられない、時間が日によってバラバラになってしまうのは大丈夫なのか、といったご質問を多くお寄せいただきます。
特に受験前の時期は、塾で遅くなるお子様も多いかと思います。
今日、さまざまな研究結果から、生活リズムや睡眠に悪影響を与えにくい食事法が分かっています。
お子様の冷えに関するお悩み
寒い冬の夜。足の先が冷たいので靴下を履いて寝かせている、といったお声を多くお寄せいただきます。
でも、ちょっと待って!睡眠の質をよくするためには、足の裏の体温調節機能を正常に保つ必要があるのです。
よかれと思って履いた靴下が、体温調節機能を邪魔してしまうことも・・・。
睡眠改善インストラクターが答える!快眠Q&A
質問1:塾やクラブで帰宅が遅いのですが、夕飯を食べてすぐ寝てもいいですか?
食事のタイミングは生体リズムに大きな影響を与えます。
睡眠のことを考慮すると、できれば就床の2時間前に夕飯を終わらせておきたいところです。
胃に食べ物がたくさん入っている状態で就床すると、眠りが浅くなってしまいますし、翌朝起きた時に食欲が湧かず、朝食を欠食することにつながってしまいます。
生体リズムが乱れ、眠りが負のサイクルに陥りやすいのです。
そうなると成長ホルモンの分泌にもダメージを与えかねません。
さまざまな研究から、習い事がある場合、習い事の前に夕飯の半分量を食べ、習い事の後に夕飯の半分量を食べると生体リズムが乱れにくいことが分かっています。
普段、規則正しい生活ができていることが前提になりますが、夕食を2回に分けて食べる方法をとっていただくとよろしいかと思います。
質問2:靴下を履いて寝かせるのは良くないと聞いたのですが、冷えないか心配です。
睡眠には個人差があり、睡眠環境(温度や湿度)にも地域差があるため一概には言えませんが、靴下や手袋をして眠ることはおすすめできません。
体温調節と睡眠はとても密接な関係にあり、睡眠の前半は深部体温を下げるために、足の裏や手のひらから汗とともに体温を発散する生理現象が起こります。
靴下や手袋はその生理現象を邪魔してしまいますし、汗を吸ってそのあとに冷たくなりすぎる可能性もあるのです。
身体に直接触れるものは通気性がなるべく良いものにし、お部屋全体を温めるという考え方で睡眠環境を整えていただくのがよろしいかと思います。
生体リズムを理解し、リズムに合わせた規則正しい生活習慣をおくることが、良質な睡眠につながり、健やかな成長につながります。
睡眠にとって大敵の冬ですが、あと少しですので、生体リズムを乱さないように保っていっていただければと思います。
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※睡眠には個人差があります。生活習慣を変えることで睡眠が改善されない場合は、医師や専門家にご相談ください。
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