骨密度とは、骨の硬さ（強さ）を表す尺度のひとつで、骨の中にカルシウムやマグネシウムなどのミネラルがどのくらい詰まっているかということを数値化したものです。骨密度が低下すると、骨がもろくなり骨折しやすくなります。（⇒骨粗鬆症）

とくに女性の場合は、更年期に入って女性ホルモン（丈夫な骨の維持を助ける役割を持つ）の分泌が急激に減少することで、骨密度も急激に低くなりやすいと言われています。

この骨密度は、２０歳前後をピークに減少していってしまいます。つまり、このピーク（最大骨密度＝ピークマスボーン）を迎えるまでの期間に、しっかりとカルシウムを摂取し骨を強くしておかなければ、将来骨折しやすい身体になってしまうかもしれません。