あなたはどうしてる?子どもの発達への不安について
子どもは放っておいても育つと言いますが、我が子の事となると本当に順調に成長しているか心配するご両親は多いのではないでしょうか。
しかし、成長に関する情報は世の中に溢れているため、何を信じれば良いか悩んでしまうという人も少なくないはず。
そこで、今回は「子どもの発達への不安とどのように付き合っていくべきか」という事についてご紹介します。
「よその子と比べて・・」という気持ちになりやすい現状
子どもの成長発達と言うと身長・体重が重視されていますが、それ以外にも寝返りやハイハイといった運動機能の発達も親にとっては気になるポイントです。
親子教室などで他の子の発達を見て「うちの子だけ遅れているかも」と不安になった経験を持つ人も多いはず。
また、最近ではインターネットで信ぴょう性の無い記事に不安を煽られたり、SNS上の他の子どもと見比べて落ち込んでしまうなど、「いらぬ心配」で頭を悩ませている方が増えていると言う現実があります。
まずは初心に戻って母子手帳をチェック
不安や疑問が生まれた時こそ、初心に戻って母子手帳を見てみましょう。
母子手帳には身長・体重の発育を判断する成長曲線が載っています。曲線から大きく外れた状態が続いた場合は小児科を受診する目安にすると良いでしょう。
▼スクスクのっぽくんの成長曲線はこちら
子供の年齢別平均身長と平均体重(男の子)
https://www.suku-noppo.jp/data/average_height_boy.html
子供の年齢別平均身長と平均体重(女の子)
https://www.suku-noppo.jp/data/average_height_girl.html
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また、母子手帳の曲線の下には月齢や年齢に合わせた運動機能の目安が矢印で書かれています。矢印の左端が約半数の子ができるようになった時期を示し、右端は9割の子ができるようになった時期を示しますが、矢印の時期を大きく過ぎて発達が遅れているようであれば、小児科医に相談すると良いでしょう。
他にも、節目となる時期ごとに「〇〇はしますか?」という質問も記載されているので、忘れずにチェックをして成長の参考にしてみてください。
憶測に振り回されないで
母子手帳には小児科医も参考にする情報がたくさん詰まっています。
信ぴょう性のないネットの情報に振り回されず、母子手帳や定期健診など基本的なチェックを大切にするところから始めると良いかもしれません。
参考URL
『朝日新聞デジタル』https://www.asahi.com/sp/articles/SDI201908202736.html?iref=sp_ss_date
- MR(医薬情報担当者):編集部スタッフ:古谷祥子