病気で子どもが入院!?事前に知っておきたい準備や心構えなど
夏の暑さが去って過ごしやすくなりましたが、朝晩の冷え込みが増すにつれて体調を崩し
てしまうお子さんも多いのではないでしょうか?
実は子どもというのは一般的な感染症であっても、急に容態が悪化して入院してしまうケースもよくあります。
本来であればそんな事態は起こってほしくありませんが、何か起きてから慌てないために
も、注意すべき感染症や症状、入院になった場合の心構えなどについてご紹介します。
RSウイルスや胃腸炎などにも注意
例年冬に流行するとされるRSウイルスは発熱や鼻水など感冒のような症状で始まります。ほとんどは軽症ですみますが、まれに喘鳴を伴った呼吸困難が出現した場合は、肺炎などに進展する可能性もある病気です。
このように呼吸が苦しい状態が続く場合は、子どもも機嫌が悪くなって食事や水分がとりづらくなるので入院となります。
また、お腹の風邪といわれる胃腸炎の場合も食事や水分が取れないことが多く、最終的に脱水や低血糖といった症状を引き起こすことがあるため入院するケースがあります。
基本的に付き添うつもりで
入院にあたっては病院にもよりますが、基本的に保護者の方の付き添いを求められることが多いです。
というのも、入院病棟で働く看護師の数というのは決まっており、看護師1人に対し患者さんが7人という割合になっています。
そのため、まだ1人で食事を取れない子どもの食事介助や、許可された範囲を超えた行動をしないようになど、誰かが付き添ってくれていなければ入院を受け入れてもらえないケースも多いです。
一方で、付き添いの方のベッドや食事料金に関しては保険請求できずに自費になるという点も注意が必要ですのでチェックしておきましょう。
母子手帳は忘れずに
入院する場合は他の患者さんが治療中の感染症にかかるリスクもあるので、母子手帳で予防接種歴をチェックされます。
大切な我が子の急な入院となれば余裕がなくなるものですが、スムーズに治療を受けるためにも保険証や受給者証だけでなく、必ず母子手帳も持っていきましょう。
参考URL
『『朝日新聞デジタル』https://www.asahi.com/articles/SDI201910253247.html?iref=pc_ss_date
- MR(医薬情報担当者):編集部スタッフ:古谷祥子