万が一という時に、救急車を呼べるよう親子で一緒に確認しよう
お子様は救急車を呼ぶことができますか?
みなさん、こんにちは。スクスクのっぽくん・ママノア編集部のゆりママです。
夏休みまで1ヶ月を切りました。夏休みに入ると、自宅にいる時間が増えるのはもちろん、遠出したり、いろんなことにチャレンジしたり、子ども達がいつも以上に様々な経験ができる期間です。
楽しいことも多いのですが、予期せぬトラブルも。お子さまと一緒のときに、もしもあなた自身の体調が悪くなったり、けがをしたりした場合、お子さまは助けを呼べるでしょうか?いざという時のために、救急車の呼び方を、お子さまに教えておきましょう。
救急車ってどうやって呼べばいいの?
まず、救急車は、119番に電話します。小さいお子さまの場合、電話のかけ方から教える必要があり、「うちの子にはまだ早いわ。」と思わず、伝えてみましょう。また、電話といっても、今は様々な電話があるので、自宅の固定電話、スマートフォン、公衆電話に分けて、一緒にかけ方を確認すると、よりわかりやすいと思います。
自宅の固定電話の場合
自宅の電話の場合、受話器をあげ、119を押すことを教えるだけでOKなので、数字がわかる年齢なら、ぜひ教えてみていただきたいです。
スマートフォンの場合
スマホの場合、ロックがかかっていても緊急電話だけはかけられるので、その方法を教えておきましょう。機種によって多少の違いはありますが、ロックを解除する画面には、「緊急通報」という文字があり、クリックすると電話番号が入力できます。そこで、119にかけることができます。お子さま自身がスマホを持っていなくても、お父さんやお母さんのスマホでかけられるよう、普段は触らせていなくても、その方法だけは知らせておくと安心です。
公衆電話の場合
公衆電話は、使ったことがないお子さまも多いですが、外出先などで困った場合に有効なので、ぜひ一度一緒に確認してください。緊急通報の場合、小銭もカードも不要なので、お金を持ち歩かない年齢のお子さまでも連絡できます。自宅の電話と同じように受話器をあげ、119と押すだけで電話をかけられます。
電話をかけたあとの対応も覚えておきましょう
また、119番に電話すると、「消防ですか?救急ですか?」と、火事と救急のどちらかの確認をされます。その時に、「怪我人です」や「病人です」と伝えることも教えておきましょう。自宅の住所も言えると、より安心ですね。いかがでしたか? 目の前で怪我や体調が悪くて苦しんでいる人を見て、大人でも冷静でいられない場合もあるのに、小さいお子さまならなおのこと、何もできずオロオロしてしまうことが多いと思います。
うちの子にはまだ早いではなく、まずは教えておくことで、いざという時、なにか行動できればいいですね。
何もないのが一番ですが、何かあってからでは遅いので、「転ばぬ先の杖」の知識として、お出かけが増える前に、是非お子さまに伝えてほしいです。
- ライター:林ゆり
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