「こんなことがあっタワー」
書籍情報
「○○タワー」のダジャレ連発!「こんなことがあっタワー」
作:丸山 誠司
大型本
出版社:えほんの杜 (2013/1/9)
発売日:2013/1/9
商品の寸法:26 x 18 x 1.4 cm
あらすじ
日本各地からタワー集結! 話題の超ノッポタワーも登場!
50歳を迎えた赤いタワー。
沢山の人々に祝福される中、いきなり飛び出したセリフが「もうずっといっしょであきタワー」。
3つに分かれたかと思うと、ジャ ンプしたり上下順番を入れ替えたりケンカしたり。
事態収拾のため、日本各地から、世界中から有名なタワーたちが集結。
その中には、あのとてつもなく大きな 最新タワーの姿も!
奇想天外なストーリーと、語尾に「タワー」のつくダジャレ口調が癖になりそうな一冊
オススメポイント
思わず本物に会いたくなる!
東京のシンボル、東京タワー。
1958年(昭和33年)にオープンし、今年でなんと55歳を迎えるそうです。
この絵本には、主人公の東京タワーの他にも、個性的で魅力あふれるタワー仲間が沢山登場します。
そのタワーたちの終結シーンが私の一番のお気に入り。
北海道から徒歩で駆け付けるタワーや、「ひこうき のってきタワー」と海外組。
関西弁をしゃべるタワーに舞妓さん風のタワーと、それはそれは盛りだくさん!
それぞれのタワーたちのキャラの描き分けがシンプルで分かり易く、ありえない展開に思わず笑いが込み上げてきます。
内容もさることながら、この絵本のよく出来ているところは、タワーの高さがより強調できる縦開きであること。
「このタワーは何?」と気になった時、すぐに名前を調べられる豆知識のページが用意されているところもいいですね。
タワー同士が背比べをしているので、名前だけでなく視覚的に高さを理解できるしかけになっています。
こうしてみると、スカイツリーの大きさが桁違いなのが一目で分かります!
絵本を読み終わり、タワーの形と名前を覚える頃には、きっと本物が見たくなるはず!
是非お子さんと一緒に、お近くのタワーへ足を運んでみてくださいね。
- この記事の先輩ママ:彩子ママ
- プロフィール:
- 絵本や小説、漫画好きな、中学生と小学生の二人の娘の母です。 子どもに読み聞かせたり、ママ仲間からオススメされたりしながら、沢山の本に出会いました。姉妹は既に読みたい本を自分で選べるようになり、今は母子で「オススメ本」の情報交換をしています。
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