お子様の成長に関わる情報を「スクスクのっぽくん通信簿」として、メールマガジンにて配信しております。
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≪本日の時間割≫
1時間目: 担任のつぶやき 「受験」
2時間目: 秋山先生の♪栄養マメ知識「調理をしよう」
~むく・ちぎる~
3時間目: お子様の成長に役立てましょう!「のっぽくんQ&A」
「カルシウムは、どのくらいまで摂ってもいいの?」
4時間目: 本当のスクスクのっぽくん
「アテネ五輪金メダリスト・塚原直也」第7回
~子供の成長は周りの存在にかかっている~
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こんにちは!
スクスクのっぽくんです。
受験の季節ですね。
受験といえば、皆さんそれぞれに思い出があるかと思います。
私は、力を出し切れず、こたつの中で泣いたことがあります。
また、合格発表の掲示板の前で立ち尽くし、落ち込んでしばら
く田舎でゆっくりしたこともありますので、“受験”と聞くと、
グッとくる感じがします。
今は受験が低年齢化していると聞きますので、小さい頃から合
格・不合格のプレッシャーを受けてしまうというのは、少し酷
な気もします。
勉強したり受験したりする目的はいろいろとありますが、その
一つに、自分で“生きる力”を育むことにあるように思います。
例えば、合格・不合格がゴールではなく、何かに打ち込むこと
に意味があり、その過程と結果を、長い人生のひとつのステッ
プにする、というようなことです。
このような考えを持っていれば、必要以上のプレッシャーは、
緩和され、どのような結果でも、良い経験になるというふうに
考えることもできるのではないでしょうか。
「生き残るものは、強い者ではなく、賢い者でもなく、適応で
きる者である」と、ダーウィンは言いましたが、どんな結果が
出たとしても、それを受け入れ、自分なりに適応していければ
いいですね。
頑張れば頑張っただけ、結果に対する思いは強くなりますので、
当人が結果に一喜一憂するのは当然です。
しかし、それを見守る側としては、真の目的を見据えて、泰然
とした対応をし、合否にかかわらず、この経験で成長した部分
を子供に教えてあげられればいいなぁと思います。
スクスクのっぽくん通信簿 担任より
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秋┃山┃先┃生┃の┃♪┃栄┃養┃マ┃メ┃知┃識┃
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【調理をしよう】
~むく・ちぎる~
たまたまラジオで聞いたのですが、昔の新米主婦は40品ぐらい
の料理のレパートリーがあったそうです。それに対して、今の
新米主婦はサラダを含めて8品しかないそうです。
料理を知らないと「冷蔵庫にある材料を使って調理をする」な
どの応用ができないため、レシピのバラエティーが広がりにく
くなります。食材料の扱い、食材に合う調理法を学ぶことによ
って、どんどん独自のレシピを作っていけるようになります。
冷蔵庫にあるもので調理をするということは、何種類のもレシ
ピが出来上がる可能性があります。その味や出来上がりを想像
して作るので、料理をすることは想像力が鍛えられます。
小さいお子さんに調理をしてもらいたいのは、その想像力を身
につけてほしいのも理由のひとつです。まずは、食材の扱い方、
自分がお手伝いした料理が食卓に上がる達成感などを味わって
ほしいです。
最初は、お母さんの調理のお手伝いから始めましょう。はじめ
は包丁を使わないようなお手伝いをお願いしましょう。例えば、
レタスをちぎるとか、玉ねぎの皮をむくなどはいかがでしょう。
食材を直接触ってみることが大事ですし、料理として出来上が
ってしまうとわからない、もともとの食材の形を見せてあげる
ことも目的です。スーパーなどで目にした時に、自分が触った
ことはある材料を目にできると、意識も違ってくると思います。
ちなみに、レタスはちぎりますが、その理由をご存知ですか?
スーパーで半分に切ったレタスの切り口を見ると、赤くなって
います。これは、鉄製の包丁でレタスを切ると、切り口の酵素
の働きで褐色になってしまうからです。
普通は包丁で切るようなものも、たまにはちぎってみてはいか
がでしょう。キャベツなどは、手でちぎることができます。サ
ラダにしてもいいですし、野菜炒めや塩や生姜、しそなどを入
れて浅漬けにしていいでしょう。
♪♪ 秋山里美 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
管理栄養士 病態栄養専門師
数々の著書を執筆し、現在もセミナーや講演などで活躍中!
■ひとこと!
3月から子供とお父さんのための料理教室をはじめます!今日
はその準備として、わたしが料理教室に行って調理を習います。
自己流になっている調理法を見直すために教えていただきます。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
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お子様の成長に役立てましょう!「のっぽくんQ&A」
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カルシウムに関する3つの疑問
3.「カルシウムは、どのくらいまで摂ってもいいの?」
厚生労働省では、カルシウム摂取の最大安全量を1日2,500mg
と定めて、十分なカルシウムの摂取を勧めています。
食事から1日800mg摂ると、サプリメントなどで1,700mg摂って
も大丈夫ということになります。
カルシウムの摂り過ぎというのは、所要量600mgを超えて800mg
摂ると危険というのではなく、最大安全量の2,500mgを超える
時は注意しましょうということです。
また、腎臓結石や血管の石灰化はカルシウムの摂り過ぎが原因
といわれていますが、実は、逆にカルシウムの摂り方が足りな
いことに起因します。カルシウム不足によって、骨からカルシ
ウムが出てくることで起こり、カルシウムパラドックスと呼ば
れます。
マグネシウムも大切といわれますが、骨を強くする役割も細胞
の働きを調節する作用も、カルシウムの比ではありません。ミ
ネラルをまんべんなく摂ることも大切ですが、実際に不足しや
すいカルシウムこそ、一番大切なミネラルといえます。
お子様と一緒に、十分なカルシウムをとる生活習慣を心がけま
しょう!
ユニカルカルシウム https://www.suku-unical.jp/
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■☆■ 「アテネ五輪金メダリスト・塚原直也」第7回
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かつては日本のお家芸と呼ばれた体操競技だが、近年のオリン
ピックでは低迷が続いていた。それだけに、アテネオリンピッ
クの男子団体総合で金メダルをとった際には、世間の大きな注
目を集めた。
そのメンバーに名を連ねるのが塚原直也さんである。そして、
かつての体操競技で世界に名をとどろかせていたのが直也さん
の父である光男さんだ。
偉大な父を持った直也さんは、どのような恩恵を受け、逆にど
のような苦労をしてきたのだろうか。「考えすぎるタイプ」だ
と言って自分を振り返る塚原直也さんの話が興味深いものだっ
た。オリンピックで金メダルをとるほどの選手なのに、自分は
選手というよりもコーチに向いている、と思っているのだ。
今回は、そのようにスポーツについて深く考えている塚原直也
さんにお話をうかがった。
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■塚原直也プロフィール■
1977年生まれ。
メキシコ・ミュンヘン・モントリオールの3つの大会の体操競
技で計5つの金メダルを獲得した光男さんを父に、メキシコオ
リンピックで女子の体操競技日本代表選手であった千恵子さん
を母に持つ。
小学5年生のときに本格的に体操をはじめ、高校2年生からイ
ンターハイで2連覇を達成。99年の世界選手権では銀メダルを
獲得。オリンピックにもアトランタ大会からアテネ大会まで3
度続けて出場。アテネオリンピックでは団体総合で金メダルを
手にした。後進の指導をするかたわら、現在も選手として活躍
中。
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第7回
~子供の成長は周りの存在にかかっている~
直也さんは昔からお父さんがライバルだと思って、競技に臨ん
できた。どちらかというと、同世代の選手よりも、お父さんに
対してのライバル心のほうが大きかったという。
「父がインターハイで2連覇していた、というのを聞いていた
ので、(高校時代は)それを目標にしました。全日本選手権だ
ったら何回優勝しているとか、そういうのは聞いているので、
それは越えたいという思いでずっとやってきました」
そのようにライバルとなる父親の存在がいたことで、常に目標
を立ててきた。ただ、目標を立てることは、スポーツにおいて
は大事だと直也さんは考えている。
「単純に目標を高く…例えば、体操の試合だったら優勝を目標
にして、その後の細かい目標を次々と自分で作っていければい
いと思います」
もちろん、そのような目標を立てるためには、周りの助けが必
要だという。直也さんが、自分自身できちんと目標を立てて、
それを実行に移せるようになったのはアンドリアノフコーチの
指導を離れてからだという。では、それまではどうしていたの
だろうか。
「例えば小学生のときには、その辺りのことはわからないので、
コーチの力量によるというか、コーチのいうことを完璧にこな
すということだけに集中していました。ジュニアの時期はコー
チにかかっていると思うんです」
つまり、小さいときほど、コーチの影響が大きいと直也さんは
考えている。ご両親が自らに薦めてくれたコーチの力量が大き
かったからこそ、直也さんは大成することが出来たのだろう。
しかしこの世の中には、かつての名選手を親に持つスポーツ選
手が、活躍できない例がいくつも転がっている。逆に、ご両親
が偉大な選手だったことで成長のさまたげになったことはなか
ったのだろうか。
~続く~
(文・三村祐輔)
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