桜の季節:身長を伸ばそう!スクスクのっぽくん通信簿

スクスクのっぽくん通信簿

お子様の成長に関わる情報を「スクスクのっぽくん通信簿」として、メールマガジンにて配信しております。
このホームページ上でも毎週最新のメルマガとバックナンバーをご覧頂けます。

【スクスクのっぽくん通信簿】vol.235/現在の読者数8,188人
スクスクのっぽくん通信簿
1時間目
副担任のつぶやき
「桜の季節」
2時間目
秋山先生の♪栄養マメ知識
「気になること」
~「特定健診」と「TABLE FOR TWO」~
3時間目
お子様の成長に役立つ!
「のっぽくんQ&A」
「朝食は取らなくても大丈夫?」
4時間目
プロフェッショナルに聞く!
“生きる力”の育て方
「トップアスリート・池田久美子」
第4回~お母さんの作ってくれる料理を通して学んだもの~
「桜の季節」 ゲストさん、こんにちは!
スクスクのっぽくんです。

東京ではもう桜が満開。早くも散り始めているところもあるようです。
この週末はどこもお花見でにぎわっていたようですね。

先日、歩いている途中で満開の桜を見つけ、ふと足をとめて見入ってしまいました。
「あのよく遊んだ公園や学校の門にあった桜も今頃満開かなぁ。あの先生、あの友達は元気にしているかなぁ。」
小さい頃この時期に感じていた、別れの切なさと新しい生活が始まるワクワク感が入り混じった何ともいえない感情がよみがえってくるのと同時に、ついそんなことを考えてしまいました。

今年、皆様は桜にどんなことをお感じになるでしょうか?

と、個人的な感傷はさておき、桜咲く新しい生活が始まるこの春、スクスクのっぽくんは、携帯版サイトをリニューアルオープンいたしました。(携帯版スクスクのっぽくんには、URLを直接携帯電話に打ち込むか、QRコードをバーコードリーダーで読み取ってお越しください!)

新しい携帯版サイトでは、携帯電話からでも身長に関する情報を簡単にご覧いただけるようなっています。
外出先などパソコンからインターネットをできない状況でも、携帯電話から情報の閲覧、のっぽくんグッズのご購入もできるようになりました。

また、毎週水曜日には携帯版メルマガ「スクのっぽ通信」を配信しています。「今日は何の日?」や「のっぽくんレシピ」、読者さまから寄せられるご質問に毎週おこたえしていく「身長一問一答!」など、もりだくさんでお届けしますので、ぜひこちらも「のっぽくん通信簿」と併せてご登録ください。

これから皆様のご意見をいただきながら、内容をもっと充実させていきたいと思っておりますので、携帯版スクスクのっぽくんもぜひ皆様の新しい「のっぽくん的生活」のお仲間にいれていただければ幸いです!

もうすぐ4月。子どもたちにとっては年度がかわる一大イベントの時期。新しい生活の準備は万全ですか?それでは、2008年度もスクスクのっぽくんをよろしくお願い致します!

スクスクのっぽくん 副担任より

携帯版スクスクのっぽくんはこちらから!
URL:http://sukunoppo.jp
QRコード:(下図)
「気になること」~「特定健診」と「TABLE FOR TWO」~ 今年から週ごとにテーマを設けておりますが、今週は第5週目。そこで第5週目はその時期にわたしの耳に入ってきた気になる出来事、関心を持っていることをお届けしようと思います。

「特定健診」をいうのを聞いたことがありますか?来月4月からはじまる医療制度改革で、「メタボ健診」と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。

日本はどんどん高齢化社会になっているのはご存知でしょう。そして、これから日本を支えていくお子さんの数が少なくなっているのも事実です。

高齢化社会になった理由はいくつかありますが、医療の技術の進歩により、昔なら命を落としていた病気でも助かるようになったことも大きな理由です。高度な医療で平均寿命も延びていますが、交通の整備や食品が豊富なった今だからこそ増えていっているのが医療費です。

生活環境や飽食が原因で、生活習慣病になる人が増えています。今回の「特定健診」は、40歳~75歳未満の国民に特定健診・保健指導がおこなわれることになりました。これは、企業の健康保険組合や市町村など保険者に実施が義務づけられるもので、生活習慣病の原因になるもの早めに改善し、医療費の削減をすることができます。

みなさんは「TABLE FOR TWO」(テーブル・フォー・トゥ)という言葉をご存知ですか?日本を含めて先進国では4億人以上が肥満と言われていて、16億人の人が太り気味という評価をされているそうです。そして、開発途上国といわれる国では、8億5千万人以上が飢餓あるいは栄養不良の状態です。そのおかしな状況を少しでも解消するために「TABLE FOR TWO」(テーブル・フォー・トゥ)というシステムが考えられたそうです。

この「TABLE FOR TWO」は、会社などの食堂などで、「TABLE FOR TWO」で提供されているメニューを購入することで1食あたり20円が開発途上国の観光給食に寄付される仕組みになっているそうです。この20円は子どもの1食の食費になるそうです。

この「TABLE FOR TWO」の意味は、自分が1食を食べるときに、開発途上国の誰かの食事を贈ることができることから「ふたりで食べている」ということでこの名前がついているそうです。

自分のため、自分の子どもたちのため、そして遠くに住んでいる子どもたちのため、いつも思って生活することはできませんが、健康について、食べることについてこんな機会に考えてみていただければうれしいいです。

秋山里美プロフィール
管理栄養士 病態栄養専門師
数々の著書を執筆し、現在もセミナーや講演などで活躍中!
「朝食は取らなくても大丈夫?」 朝食をぬく原因は、夜更かしや夜食を摂る習慣などが影響していますが、最近ではダイエットのために食べない、あるいは朝食の用意がされていない、といった理由を挙げる子どももいます。

朝食を摂らない弊害は多くありますが、中でも身体の筋肉を作るたんぱく質が減って筋肉ができにくくなり低身長の原因を作る、ということが挙げられます。

また、脂肪が蓄積する方向に働くインスリンが増えて肥満になる可能性が高くなったり、体温が上がりにくく午前中の活動が不活発になったり、といったことが起こります。

特に、脳は食事で得られる糖分がエネルギー源になりますから、欠食するとエネルギーが不足し、脳の働きが鈍くなります。

そのため記憶力や集中力が低下し、さらには想像力も劣化する、という調査結果も出ています。

朝食をきちんと摂ることで生活のリズムも整い、便秘を防ぐこともできます。朝食の大切さを子どもに理解させ、自分で早く起きるように自立させることも必要です。

日本の女子の陸上界を一手に背負って立つほどの注目を集める選手がいる。池田久美子さんだ。最近はしばしば、彼女にまつわる情報を様々なメディアを通じて目にしたり、耳にしたりする。彼女はどのようにして成長してきたのか。

今回は忙しい中で時間を作ってくださった池田さんのお話を紹介します。

池田久美子さんプロフィール
1981年 山形県生まれ
1993年 酒田第三中学校に入学。中学1年生から全日本中学選手権の走り幅跳びで3連覇を果たす
1996年 日本大学山形高校に入学。そのご仙台育英高校に転校
1999年 福島大学に入学。
2001年 世界ジュニア選手権の走り幅跳びで第3位に輝く。
2003年 スズキ株式会社に入社。陸上競技部に所属する。
2006年 国際グランプリ陸上大阪大会2006で6m86cmという日本記録を樹立。

今年の夏に開かれる北京オリンピックでの活躍が期待されている。

「お母さんの作ってくれる料理を通して学んだもの」 池田さんはあるとき、貧血になった。それ以来、池田さんのお母さんは意識して鉄分を含んだ料理を池田さんに食べさせてくれるようになったのだが、そこにはお母さんなりの工夫があった。

「レバーって美味しくないじゃないですか、子供にとっては。それをうまく、ハンバーグにちょっと入れてくれたり……。そういう工夫をして食べさせてくれるなど、お母さんは結構料理に気をつけるようになりましたね」

お母さんの努力の甲斐もあって、池田さんはレバーも好んで食べられるようになったという。ただ、池田さんの実家がお蕎麦屋さんを営んでいるから、様々な料理を作れたという単純な問題ではない。


「お母さんが色々と勉強してくれた」と池田さんは語る。食事を作ることが仕事だったいうよりも、そこにお母さんの愛があったからではないだろうか。

お母さんが自ら勉強をして、走り幅跳びをしていると関節に負担がかかるということを知り、コラーゲンが摂れるような料理を考えてくれたこともあったし、体に良いからという理由でお酢のジュースを買ってきて飲ませてくれたりもした。また、これはお蕎麦屋さんならではの話なのだが、そば湯には鉄分が多く含まれているからといって、お母さんがそば湯を勧めてくれたこともあったそうだ。

そのようなお母さんの愛のこもった料理を食べてスクスクと育った池田さんも、今では自分のあたまで考えて、食事をとっている。池田さんが食事をとる際には、どのようなことを意識しているのだろうか。


池田さんは食事をとる際に、4つの栄養素を意識してとるようにしているという。まずは、エネルギーになる炭水化物だ。ご飯やパン、そして麺類などだ。それから、筋肉を作るたんぱく質だ。あとは、野菜などに含まれるビタミン。そして、牛乳やヨーグルトなどを通して得られるカルシウムだ。もっとも、池田さんは幼い頃、カルシウムを多く含む牛乳を好きではなかった。しかし、次第に牛乳が好きになっていったという。そのエピソードが興味深い。次回はいかにして牛乳嫌いを克服したのかを具体的に紹介していこう。

~続く~

(文・三村祐輔)

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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