生活感を味わおう:身長を伸ばそう!スクスクのっぽくん通信簿

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【スクスクのっぽくん通信簿】vol.246/現在の読者数7,837人
スクスクのっぽくん通信簿
1時間目
担任のつぶやき
「生活感を味わおう」
2時間目
秋山先生の♪栄養マメ知識
「食の言葉」
~お肉の別名~
3時間目
お子様の成長に役立つ!
「のっぽくんQ&A」
「思春期に身長はどのくらい伸びるのですか?」
4時間目
プロフェッショナルに聞く!
“生きる力”の育て方
「平成の三四郎・古賀稔彦」
第4回~古賀さんが感じたリズム感とは~
「生活感を味わおう」 ゲストさん、こんにちは!
スクスクのっぽくんです。

梅雨の季節になりましたね。

梅雨と言えば、先日、旧暦の話で盛り上がりました。

たまたま、一緒に食事した方が、自分自身を見つめなおす意味で、いろいろ勉強されていたところ、古来から生活に密着して使われてきた暦の大切さに気付かれたそうです。

もともと、旧暦(太陰太陽暦)は明治初期まで、日本で正式に使われていたこよみで、長い歴史に耐えた実用的なものです。

1日は朔(ついたち=月立ち)で、月が立ち始める新月、15日は15夜の満月、月末は晦(つごもり=月ごもり)と、1ヵ月は、私達が見る月の形であらわされ、これを元に、大暑、雨水、穀雨、啓蟄などの気温・気象・農事などを盛り込んだ二十四節季が定められています。

日々の生活から生まれた季節感たっぷりの旧暦ですが、新暦(太陽暦)に変わると1~2ヵ月のズレが生じますので、日付を旧暦のまま据え置いた年中行事が、日本人の季節感を無くしてしまっているのではという意見もあります。

たとえば、ひなまつりの桃の節句は3月3日ですが、その時期に桃は咲かず、旧暦3月3日にあたる4月上旬に桃は満開を迎えます。

男の子の成長を祝う端午の節句(菖蒲の節句)は、5月5日ですが、菖蒲も6月上旬の、ちょうど今の時期に満開を迎えます。

梅雨に入るこの6月も、旧暦ではは五月(皐月)で、田植えを終え、苗が青々と映えるのもこの時期です。「五月晴れ」というのは、本来梅雨の晴れ間を指す言葉ですし、梅雨期に降る雨を「五月雨(さみだれ)」といいます。

日々の生活から生まれた言葉が、ズレた形で使われているのは、ちょっと残念な気もします。

せっかく四季の変化が素晴らしい日本に住んでいるので、季節ごとに咲く花や、旬の野菜、果物、釣れる魚など、できるだけ季節感を味わいながら生活していければいいなと思います。

※先日、近くの増上寺を通ったとき、サツキ(ツツジ)が満開を迎えようとしていました。 私のおじいさんが大切に育てていたサツキも、梅雨の時期に、奇麗に咲いていたのを思い出しました。
スクスクのっぽくん 代表より
「食の言葉」~お肉の別名~ 今週は「食の言葉 」です。
毎月、その月に関する食の言葉を書いきたいのですが、今月は少々無理があるので、6月とはまったく関係ない、私がおもしろいなあと思ってる「 食の言葉」 をご紹介します。

その食材の本来の名前以外に、通称で呼ばれる食材料があります。今回はお肉の別名についてご紹介しましょう。

「 かしわ」とは何肉のことだかご存知ですか?
地域によっては、普通に「かしわ」と呼ばれているそうですが、これは「 鶏肉」 のことです。

もともとは、日本に多くいた和鶏を「かしわ(黄鶏) 」と 呼んでいたそうで、その言葉の由来は羽色が茶褐色で、その様子が紅葉した柏の葉に似ているところから呼ばれたそうです。この和鶏についた呼び名が、ブロイラーが主流になった今でも使われているわけです。

では「さくら(桜)」は何の肉でしょう?
正解は「馬肉」です。肉の色が桜色をしているところからこのように呼ばれているそうです。他には馬肉のことを「けとばし(蹴飛ばし)」とも言うそうですよ。これはわかりやすいですね。

次に「ぼたん(牡丹)」は何肉でしょう。これは「いのしし(猪)」の肉です。この名前の由来は、唐獅子の絵には牡丹がつきもので、「いのしし」 と「からじし」が混同されてしまったことで、いのししの肉を牡丹と呼ばれるようになったそうです。他の説には、肉の見た目が、牡丹に似ているからという説もあるようです。

では、「もみじ(紅葉)」は何の肉かご存知ですか?もみじは「鹿肉」の呼び名です。これは、鹿は俳句では秋の季語にもなっているように、鹿は秋を連想させるもののようです。秋といえば紅葉。そんなところから鹿肉を紅葉と呼ぶようになったそうです。

ここまで登場したお肉を見て、何か気がついたことはありませんか?
今私たちが食べている一般的なお肉は鶏肉ぐらいで、他はあまり口にすることのないお肉ですね。これらは、昔から日本人が食べていたお肉です。

日本では、長い間「肉食禁止令」というものがあったのですが、これらのお肉は栄養価も高いので、隠れて食べていたようです。お肉の名前を堂々とは言えないので、通称で呼ばれていたなごりが今日まで残っています。

秋山里美プロフィール
管理栄養士 病態栄養専門師
数々の著書を執筆し、現在もセミナーや講演などで活躍中!

■ひとこと!
お肉といえば、焼肉などでよく耳にする臓器の呼び方もおもしろいですね。
「思春期に身長はどのくらい伸びるのですか?」 思春期とは、子供が大人になる移行期間のことです。

男子はヒゲが生えたり声変わりをしたり、女子は乳房が発達したり初潮を迎えたりという「第二次性徴」がそれぞれ現れ、身長も急速に伸びる時期です。

一般的には、男子で11歳半、女子で10歳くらいに思春期の初期兆候が見られます。

身長がグンと伸びるのは、思春期後半の2年間で、男子であれば12~14歳、女子は10~12歳が最も伸びる年齢にあたります。

それまで1年間に5~6cmずつだったのが、男子なら8~10cm、女子なら7~8cmぐらい伸びるようになります。一般的に、その後は、身長の伸び率は急速に低下していきます。

左膝にケガを抱えながらもバルセロナオリンピックで金メダルを手にした姿は多くの人の心に残ったはずだ。あるいは、アテネオリンピックで日本代表チームにコーチとして加わり、金メダルをとった谷本歩美に抱きつかれていた姿を思い描く人も多いだろう。

「平成の三四郎」古賀稔彦さんのお話を今回から8回にわたって紹介します。

古賀稔彦さんプロフィール
1967年 佐賀県に生まれる
1980年 東京にある講堂学舎に入門
1987年 全日本選抜体重別選手権 一位(1992年までその座を守る)
1988年 ソウルオリンピック出場
1992年 バルセロナオリンピック 金メダル獲得
1996年 アトランタオリンピック 銀メダル獲得
2000年 現役引退。全日本柔道女子強化コーチに就任
2002年 「古賀塾」を開く。

現在は古賀塾塾長を勤める傍ら、全日本女子強化委員、東京オリンピック基本構想懇談会委員でも活動。また、IPU環太平洋大学体育学部体育学科、柔道部総監督としても活躍中。

「古賀さんが感じたリズム感とは」 古賀さんはエアロビクスで身に付いた「リズム感」の効果について、このように語る。

「エアロビクスは、左右同じ感覚で同じリズムでやっていくわけじゃないですか? 同じテンポで同じ動きをやっているのに、疲れてくると思考能力がなくなってきて、単純なミスが多くなってくる。そのときに修正しなきゃいけないんですよ、自分で。この瞬間、おれは間違いやすいんだな、って思えば、そこに気をつけてやっていくんです。柔道でも、疲れてきたからこそココでもう一回頑張ろうとか、疲れてきたからこそココを注意してやっていこうとか。自分がそう思わなくても、そこで訓練されているから、自然にそういうのに慣れているんじゃないかな、っていうのはありますね」

古賀さんの場合は、そのようなトレーニングをバルセロナオリンピックで金メダルをとった後に始めたわけだが、幼いころからそのようなトレーニングをすることで得られるメリットについてはどうだろうか。


鶴渕氏が、基本的な運動神経を鍛えるトレーニングを子供のころから行うことが大切だと考えているという話をすると、古賀さんもそれに同意していた。

そして、そのメリットについても「あると思います」と語った。実際に自身が営む「古賀道場」でも練習時間の3分の1から半分くらいはそのようなトレーニングを取り入れているそうだ。子供たちがステッピングをしながら先生の指示を見て、先生が指さした方向に動いたり、それとは反対の方向に動いたりするトレーニングなどがあるという。

また、体力をつけさせたい、内気な性格を直したい、と願う親御さんが古賀さんの道場に子供を通わせているケースも多いという。それに対して古賀さんも、柔道を通して基礎体力をつけたり、人間関係を学んでくれたりしてくれたらいいなと願っているそうだ。

では、次回からは古賀さんが成長期に食べた食事についての話に移っていこう。

~続く~

(文・三村祐輔)

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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