骨への遺伝の影響「35%」と発表:身長を伸ばそう!スクスクのっぽくん通信簿
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スクスクのっぽくん通信簿

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【スクスクのっぽくん通信簿】vol.503

 

スクスクのっぽくん通信簿
1時間目
担任のつぶやき
骨への遺伝の影響「35%」と発表
2時間目
すくトレワンポイントレッスン
【動画】猫背を改善するスクワット
3時間目
プロフェッショナルに聞く!
“生きる力”の育て方
スクールカウンセラー・明橋大示先生 第1回

「骨への遺伝の影響「35%」と発表」 ゲストさん、こんにちは!
スクスクのっぽくんです。

先日、NHKで「子どもの骨の量は、栄養素や運動などの後天的要素が大きく影響する」というニュースがありました。

子どもの体が成長するということは、骨が伸びるということです。

全ての骨の両端にある「骨端線」という軟骨の部分が成長することによって骨は伸びるのですが、その骨のなかでも骨量にはおよそ65%後天的要素が影響するという内容でした。

今までもこういった研究発表はありましたが、今回は実際に1200組の女の子とその母親を調査した結果ですので、より説得力があります。

調査を行った聖マリアンナ医科大学病院の清水弘之医師によると、

「骨量の3割以上が遺伝だとしても、残りは環境などで決まってくる。骨量が増える10代のうちに、しっかりと対策を取ってほしい

とのこと。

成長期には、子どもの骨量は年間3~4%増加していき、20歳前後でピークを迎えます。(ピーク・ボーン・マス)

この時期を過ぎると、骨量は増えることはなく、徐々に骨量は減っていく一方ですので、それまでにしっかりと骨を成長させる環境を整えることが大切になってきます。

普段の食事からしっかりバランスよく栄養素を摂ることを心がけ、それでも摂りきれていない可能性がある栄養素は「カルシウムグミ」などで補うことをおすすめします。
https://www.calciumgumi.jp/

また、骨には「運動」も欠かせませんので、普段の運動が足りないというお子様は、すくすくトレーニングのオンラインレッスンを見て、自宅でできることをコツコツと積み重ねてもらいたいと思います。 https://www.suku-training.jp/online/

スクスクのっぽくん スタッフより

【動画】猫背を改善するスクワット 最近では夏日を連日計測するなど、暑い日が続いて体力が消耗されやすくなっていますね。
なんとなく気持ちもだらっとしてしまって、猫背になってしまっている子供たちも多いのでは?

そこで今回は、「猫背を改善するスクワット」を紹介いたします。

普通のスクワットと少し違うのは、バンザイをした状態で行うところがポイントです。
こうすることで腹筋や背筋にしっかりと力が入り、背骨を支える力が身に着くのです。

それでは早速、行ってみましょう!



 

「子育てのバイブル」とも言われる『輝ける子』『子育てハッピーアドバイス』などのベストセラーを執筆し、現役の精神科医、スクールカウンセラーとしても活躍する明橋大二先生。「子どもに抱き癖をつけてはいけない」という世間の常識を覆し、新しい子育ての形を提案している明橋先生ですが、そのきっかけとなったのが「人としての自信の持ち方」だったのだとか。そんな明橋先生の「幸せな育児法」についてお話を伺いました☆

明橋大二プロフィール
1959年大阪府生まれ。京都大学医学部を卒業後、公立病院への勤務を経て、現在真生会富山病院心療内科部長。専門は精神病理学、児童思春期精神医療。また小学校スクールカウンセラーや児童相談所嘱託医としても活躍。NPO法人「子どもの権利支援センターぱれっと」での診療のかたわら、年100回以上の講演活動と執筆活動も行なう。

大事なのは子どもとどのように接するのか ーー精神科医として活躍をされている明橋先生ですが、なぜ「子育て支援」に関する活動も行うようになったのですか?

「私がこれまで診察してきた人の中で特に多かったのが、20代前後の方でリストカットや家庭内暴力をしてしまう、いわゆる「パーソナリティ障害」と言われる症状の人たちだったんですね。そのような患者さんの多くは、幼年期に虐待であったり、いじめであったり、いろんな心の傷を受けているケースが多い。でも、そういう心の痛みに対しては適切なケアが行われないことが多いんです。小さい頃から心の傷の深さに周りが気づいてあげて、適切なケアしてあげられていたら、本当は大人になってこんなに辛い想いをしなくて済むはずなんですよね。そういう「心の病気の予防」という観点から、子どものメンタルヘルスに関わろうと思うようになったんです。」



現在、スクールカウンセラーや子どもの生活支援を行うNPOの活動もされていますよね。

「小学校のスクールカウンセラーで関わる子どもたちのなかには、実は大人になってから出てくるような症状を持っている子も少なくない。でも、小さい頃からその子たちと関わったり、ご両親とのお話を重ねていったりすると、症状がきれいに治っていくんですよね。そういう現場を目の当たりにして、「子どもとどのように接するのかという問題は、非常に大事なんだ」と思うようになったんです。とはいえ、そういう患者さんを病院で待っているだけでは大きな部分は改善されない。そこで、学校の現場に出かけたり、あるいはNPOで特に学校に行けなくなった子どもの居場所を開設したりして、地域に積極的に出ていくことになったんですよ。」

~つづく~

 

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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