成長に最適なトレーニングとは?
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成長に最適なトレーニングとは?
スクスクのっぽくんメールマガジン/ vol.1019
成長の仕組みを徹底検証!のっぽくんQ&A「トレーニングと身長」
背筋を伸ばして身長アップ!?X背筋体操
北京五輪代表・スプリンター 齋藤仁志さん 第3回
成長の仕組みを徹底検証!のっぽくんQ&A「トレーニングと身長」

こんにちは!
スクスクのっぽくんです。

スポーツに取り組む子ども達の中には、自身の身体の成長を気にしているお子様も多いようです。

頑張る子どもを応援しているご両親から、のっぽくんの専門家の元にご相談を寄せていただきました。

今回はトレーニングと身長の関係について、専門家がお答えします!



Q:息子は、将来スポーツ選手になるのが夢です。

そのためには、小さい頃から人よりもたくさんのトレーニングをしたほうがいいと思うのですがどうでしょうか?

また、トレーニングと身長の伸びの関係について教えてください。

A:身長が伸びるには、骨端線に適度な刺激が加わることが大切です。

身長が伸びるには、骨端線に刺激が加わることが大切です。

ですので、適度な運動をすることは身長を伸ばすのに必要な要素だと言えるでしょう。

しかし、注意したい点はオーバーワークです。

過度のトレーニングで、常に疲労が蓄積した状態は、体の成長にもよくありません。

筋肉の向上という面から見ても、「休養」は大事な要素のひとつです。

『運動―栄養―休養』のサイクル全てで、ひとつのトレーニングと捉えて頂けるといいと思います。

体の管理が的確にできるスポーツ選手は長く良い結果をだしていますし、そのスポーツを心から楽しんでいるということも共通している点だと思います。

トレーニングで大切なことは、内容(プログラム)が的確かどうか、効率が良いか、体に過度の負担がかかるリスクが少ないか、楽しくできるかという点だと思います。

『好きこそ物の上手なれ』という言葉がありますが、まさにその通り!

子どもの頃は特に、体にも、心にも無理をし過ぎず楽しく取り組めるように導いてあげるのが良いと思います。

長く楽しくスポーツが続けられる体をつくることがトレーニングの目的です!

のっぽくんQ&Aページでは、トレーニングと身長の関係についてのさらに詳しい説明をしています。

成長の仕組みを徹底検証!のっぽくんQ&A「トレーニングと身長」の全文はこちら!

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背筋を伸ばして身長アップ!?X背筋体操

大人だけではなく、子どものうちからなる人の多い「猫背」。

近年は手元で操作するゲームやスマホなどの普及で、低年齢のお子様も猫背になりやすいようです。

今回紹介するのは、背筋をしっかりと伸ばして姿勢を良くするためのトレーニングです。

姿勢を良くするだけで、身長が数センチ伸びるということはよくあります。

また、良い姿勢は身長だけでなく、内臓機能など体のあらゆる機能を高めるために大切で、体調面にも大きく影響します。

ふとしたときに姿勢が悪いな?と思う方、是非挑戦してみてくださいね。


2008年の北京五輪、2009年のベルリン世界陸上、2011年の大邱世界陸上と、世界の舞台で戦い続けた日本を代表する短距離走者の齋藤仁志さん。
意外にも、小さい頃は家のなかで遊ぶことが多く、球技などのスポーツも苦手なお子さんだったのだとか。
そんな齋藤さんがなぜ陸上に目覚め、世界で戦うアスリートとして成長して行ったのか。
今回は、齋藤さんの幼少期から現役時代まで振り返っていただき、お話をうかがいました。

※本記事は、過去に公開された「プロフェッショナル 生きる力の伸ばし方」のバックナンバーからの再掲記事です。

齋藤仁志さんプロフィール
1986年、栃木県生まれ。栃木県立鹿沼高校、筑波大学を卒業。2008年には、北京オリンピックの短距離日本代表選手に選出。2009年、ベルリン世界陸上選手権において200mに出場。2011年の大邱世界陸上選手権では200mで自身初の準決勝進出を果たし、4×100mリレーでも日本のアンカーを務めた。2015年4月より、筑波大学大学院に在籍。
走ることが、3食をしっかり食べるきっかけに

ー陸上を本格的にはじめた中学のとき、生活のなかで特に意識していたことはありますか。



「小学校の頃は家でお菓子を食べながら遊んでばかりだったので、3食きっちり食べていなかったと思うんです。

実際、親も「小学校の頃は、何を出しても食べてもらえなかった」とぼやいていましたし。

でも、中学生になると、さすがに育ち盛りになっていきますから、そうとも言っていられない。

大嫌いな生の魚でも野菜でも食べざるを得なくなるんです。

身体もどんどん大きくなっていきますしね。

一方、その頃は部活の朝練もはじまっていましたから、空きっ腹で動くわけにもいきません。

だから、朝飯は絶対にしっかり摂るようになりました。

そのことが3食を食べるようになることに繋がったのではないかと思います」

ー高校に入ると、齋藤さんはインターハイなどさらに大きな大会にも出場するようになります。その頃は、すでに陸上選手としての将来を夢に描いていたんでしょうか。

「それが、まったくなかったんです。

大学で何を学ぶかというのも決めていなかったくらいで、陸上については「続けられたらいいな」程度でした。

実際、私の当時の記録は、県大会で3番目、です。

現実的に考えれば、それを職業にするという選択肢はあり得なかったと思います。

ですから、将来の夢としては、「せっかく陸上をやっているんだから、陸上に携われる職業がいい」というようなことを軽く考えていました。

ただ、3年生のとき、全国大会に通じる県大会でケガをして敗退してしまったことがあったんです。

そのときに、今までに出したことのないくらいの涙を出して。悔しかったんでしょうね(笑)

「何気なく始めた陸上で、こんなにも涙するのか」と、自分のなかで思うくらいでしたから。

そのとき「やっぱり大学に行ってもっと強くなりたい」という気持ちになったのは、今でも覚えています」

〜つづく〜

発行人:スクスクのっぽくん
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