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長友啓典プロフィール
1939年大阪生まれ。 1964年桑沢デザイン研究所卒業後、日本デザインセンターを経て、1969年にイラストレーターの黒田征太郎氏と「K2」を設立。 雑誌、書籍、各種広告、企業CI、及びイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、多数の小説に挿絵、エッセイ連載など、ジャンルを問わず幅広い分野で活躍中。 日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問、東京造形大学客員教授。 『クリネタ』編集長、月刊『スッカラ』編集長。
「ご自分が心から感じられたことなら、きっと子供にも伝わるはずです。」(長友啓典さん)
古くは雑誌「平凡パンチ」「流行通信」から「ソトコト」まで。数多くの雑誌や書籍などを、デザインのフィールドから牽引してきたグラフィックデザイナーの長友啓典さん。
デザイナー歴50年という時間の中で、長友さんが見てきたもの、感じてきたものは、子供にも大人にもあてはまる、楽しく生きるヒントがたくさんつまっていました。
- *子供の頃は・・・
- 「僕が子供の頃はだいぶ前のこと、戦後すぐです。ものが溢れている今とは違い、何もない時代でしたから、野球をするにしたってバットもボールもない。だから石にボロきれをぐるぐる巻きつけたボールと、どっからから拾ってきたバットを使って遊んでいました。ゲームが終わる頃には、ボールもボロボロでしたね(笑)。」
- *最近、印象に残った出来事は・・・
- 「昨年末、上海に行ったんですが、その時に出合った子供たちが傑作でした。なんてったって、大通りのちょっと脇で、お尻を出してうんこをしながら釘を打ってるんですよ(大笑)。何をどう考えたらそんな発想になるのか、思い出しただけでも笑けてきます。あのエネルギーには叶わないなぁとつくづく思いました。」
- *子供の頃の夢は・・・
- 「タダで電車に乗れるから車掌さんになりたいとか、かっこいいから運動選手になりたいとか、いろいろありましたよ。とくに男ってのは、この“かっこいいから○○になりたい”っていうのがありますからね(笑)。でもね、そうやって夢を見るのは、とても良いことだと思うんです。いくら動機が不純でも、何かを志す気持ちは今の子達にも持っててほしいなぁ。」
インタビュー目次
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