オリンピックでの経験(本橋麻里選手):スクスクのっぽくん

プロに聞く! 本橋麻理プロフィール

1986年6月10日生まれ。北海道北見市(旧常呂町)出身。 12歳のときにカーリングを始め、15歳のときにジュニア年代の全国大会で優勝。17歳で日本代表入りを果たした。『チーム青森』のメンバーとして、2006年トリノ五輪、2010年バンクーバー五輪に連続出場して、カーリングブームの火付け役に。今年8月、『チーム青森』を脱退し、地元(旧常呂町)に新チーム『ロコ・ソラーレ』を立ち上げた。NTTラーニングシステム株式会社所属。

「世界から選ばれた10チームの中で」

のっぽくん
今年2月、本橋さんはカーリング日本女子代表として、カナダのバンクーバーで開催された五輪に出場しました。本橋さんにとっては、トリノ五輪に続いて2度目のオリンピックでしたね。
本橋選手

「カナダは世界一のカーリング大国なので、バンクーバー五輪はトリノ五輪に比べて、あきらかに会場の雰囲気が違いました。お客さんがカーリングを知り尽くしていて、それが伝わってくるんです。だから、アイスに立っていて、すごく楽しかった。カナダで開催される五輪に出られるなんて、こんなチャンスは2度ないぞと思ってやっていました」

のっぽくん
カナダのお客さんは、目が肥えているんですね。
本橋選手

「カナダの人たちは、カーリングをよくわかっていますね。カナダ国内にも、五輪に出たい選手はたくさんいると思うんですよ。けれど、世界から選ばれた10チームしか、五輪には出場できない。その中で自分が出られていることに感謝しつつ、精一杯自分の力を出そうと思っていました」

本橋麻里選手
のっぽくん
会場はどんな雰囲気でしたか?
本橋選手

「歓声が大きすぎて、すぐ隣にいるチームメイトの声が聞こえませんでした。慣れない選手は、もしかしたらすごくプレッシャーがかかる環境だったかもしれません。でも、私はこんな大歓声は2度と味わえないと思ったので、楽しむだけ楽しもうと思って、アイスに入りました」

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