品村敏明
日本人として初めてドイツにサッカー留学を果たし、帰国後は読売サッカークラブでプロ選手として活躍。引退後は日本サッカー協会にて、長年にわたり少年サッカーの育成委員やU12日本選抜監督などを務めた。
子供たちに、本場のサッカー文化に触れてもらいたい
- のっぽくん
- 昨秋、ジュニア・サッカーの大会で優秀選手に選ばれた15名の子どもたちが、選抜チームを組み、約1週間の欧州遠征を行いました。オランダ・ドイツ・ベルギーの強豪チームと戦った今回の遠征ですが、なぜジュニアチームの海外遠征を行うことになったのですか?
- 品村さん
サッカーは元々ヨーロッパのスポーツで、向こうでは、生活の中にサッカー文化が根付いているんです。それは練習場の芝生のクオリティーだったり、ファンの熱意だったりするわけですけれど、そういうものが日本とは全く違う。子供たちには、サッカーの発祥の地であるヨーロッパに行って、本場の空気を肌で感じてきて欲しかったんです。
- のっぽくん
- サッカーの本場に行くことは、子供たちにとって大きな感動が残るでしょうね。
- 品村さん
サッカー大国に行って、超一流のチームとすばらしい芝生の上でサッカーをする。そこから得るものは大きいです。それに、異文化を経験すると、日本の良い点と良くない点が見えるので、自分たちのサッカーを客観的に見直すことができるようになりますね。
- のっぽくん
- 外国の同年代の子供たちと試合をすると、色々な発見がありそうですね。子供の頃にそのような体験をできることは貴重ですね。
- 品村さん
才能があって可能性がある選手たちに、現地の一流選手と対戦したり、トップレベルの試合を観戦するなど、どんどん本場のサッカー文化に触れてもらいたいですね。そして将来の日本を担っていく人材に育って欲しいと願っています。
インタビュー目次
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