三浦淳宏プロフィール
1974年、埼玉県生まれ。小学校1年生のときに大分県に引っ越し、小3までは野球をやっていたが、先生からの熱心な誘いでサッカー部に入部。中学卒業後は長崎県の名門国見高校に全国高校選手権で2度優勝した。青山学院大学に進学したが、中退してプロの道へ。横浜フリューゲルス、横浜Fマリノス、東京ヴェルディ、ヴィッセル神戸、横浜FCでプレーし、2011年4月に引退を発表した。日本代表では25試合に出場し、FKの名手として活躍した。
小まめな水分補給
- のっぽくん
- サッカーはものすごくハードなスポーツですが、どんなふうに給水していましたか?
- 三浦さん
喉が渇いたって感じるまえに飲むのが大切ですよね。僕らが高校生のときは水なんか飲むなって言われていた世代ですから、よく生きていたなって思いますよ(笑)。国見高校は本当に練習が厳しくて、ランニング中に溝の中に倒れている人もいたくらいですから
- のっぽくん
- どういうことですか?
- 三浦さん
夏に学校の裏にある山を走るメニューがあるんですが、道の溝に水が流れているんですね。で、あまりにも喉が渇いて、その水を飲もうとして溝に寝そべったやつがいて
- のっぽくん
- 追い詰められたときのパワーってすごい(笑)。
- 三浦さん
でも、今ではいろんな人が水分補給について勉強して、その大切さがサッカー界でも指導されるようになった。僕もいろいろと勉強しながらやってきたけども、やっぱり水分が足りないと足がすぐにつっちゃうとか、前に行こうとしたときに体が反応しない。だから常に研ぎ澄ました状態にいられるようにするには、小まめな水分補給が大事だと思います
- のっぽくん
- 試合中に実感することがありましたか?
- 三浦さん
そうですね。常に集中してボールを蹴って動くためには、体に水が満たされていないとだめですね。もちろんタプンタプンではだめですよ? 水分が減ってくると、体がサインを出すんですよね。汗が異常に出たり、足がピクピクしてきたり。そうなったらすでに遅い。そうならないためにも、小まめな水分補給は大事ですね
- のっぽくん
- なるほど。
- 三浦さん
実は僕がキックがうまくなったのは、水分補給も関係しているんですよ。高校時代、ゴールマウスと横の壁にわずかな隙間があって、その裏に水道があった。隙間にシュートが入り込むと、ボールを取りに行ったときにこっそり水を飲める。そこを狙っていたら、シュートが正確になりました(笑)
インタビュー目次
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