TOPページ » プロフェッショナルに聞く!生きる力の育て方! » 元大関・小錦八十吉さん
小錦八十吉プロフィール
1963年ハワイのオアフ島で生まれる。1982年に現在の東関親方にスカウトされ高砂部屋に入門。87年には大関に昇進し、89年には幕内初優勝を飾る。97年に引退。その後は歌手・タレントとして幅広く活躍中!
NHK「にほんごであそぼ」などでもおなじみ元大関の小錦さん。現役時代は184cm、250kgという大きな体で幕内成績歴代8位の記録を持つ、名実ともにビッグなお相撲さんとして親しまれていました。引退後の現在は歌手・タレントとして、子供番組からバラエティーまで大活躍!みなに愛される小錦さんがどのような少年時代を送ったのか、お話を伺いました。
- *ハワイではどんなご家庭で育ちましたか?
- 「海や自然に囲まれた場所で育ったよ。兄弟が多くて、僕は10人兄弟の下から2番目。兄弟間の上下関係が厳しく、さらに親が一番偉いという家族のルールは絶対。トイレ掃除や料理、洗濯物などの家事は全て子供たちの担当だったけど、中でも年下の僕はやることがたくさんあったよ!」
- *お父さんはどんな方なのですか?
- 「お父さんはとにかく真面目な人。お酒もタバコも、遊びもしないで僕たち兄弟を一生懸命育ててくれた。ダメなことはダメと厳しくしつけられたけど、お父さんも自分に厳しい人だったからそれが当たり前だと思って、反抗しようなんて思わなかったよ!」
- *日本での相撲生活はいかがでしたか?
- 「苦労を苦労と思わなかった。 厳しいことはいっぱいあったよ。でも苦労とは意味が違う。自分で選んだ世界だから、苦労しなくちゃいけないのは当たり前なんだよ。 あと全然知らない世界に飛び込んだわけで、生活や言葉など、何から何まで物珍しいし、慣れない生活をこなすのに一生懸命で、苦労かどうかなんてよくわからなかった。最初は言葉もわからないしね。 一番の苦労というなら、家から離れてしまったことかな。 『今頃、みんなで遊んでいるんだろうな』『今日は誰かの誕生日パーティーだなぁ』なんて思い出すと精神的に辛かったけど…。 それ以外は新しい生活をこなすことで精一杯だったよ!」
インタビュー目次
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