小錦八十吉プロフィール

大家族ならではの役割分担と厳しいしつけ

のっぽくん

ハワイ育ちの小錦さん。どんな少年時代を送られたのでしょうか？

小錦さん

「海や自然に囲まれた場所で育ったよ。兄弟が多くて、僕は10人兄弟の下から2番目。兄弟間の上下関係が厳しく、さらに親が一番偉いという家族のルールは絶対。トイレ掃除や料理、洗濯物などの家事は全て子供たちの担当だったけど、中でも年下の僕はやることがたくさんあったよ！」

のっぽくん

お母さんはどんな方だったのですか？

小錦さん

「お母さんは口うるさいくらいに厳しい人（笑）。兄弟みんな、学校から寄り道しないで帰ってきて、帰宅後は必ずお母さんに「お手伝いすることはありますか？」って聞くんだ。」

のっぽくん

お母さんは何を担当していたのでしょうか？

小錦さん

「お母さんは偉いから何もしないの。料理は上の兄弟が、そのほかの家事は子供で分担してお母さんはそれを仕切る係りかな！」

のっぽくん

子供たちはいつ遊びにいくのでしょうか？

小錦さん

「お手伝いと宿題が終わったら遊びに行っていいんだけど、お父さんが帰ってくる6時にはみんなちゃんと家に戻ってる。お父さんが帰ってきたら、お祈りして家族一緒にご飯を食べるのが決まりなんだ。」

のっぽくん

どんなご飯をたべていたのですか？

小錦さん

「イワシの缶詰を使った料理が多かったかな。あとは鶏肉やハワイ風のカレー！　貧しい暮らしだったから質素なメニューが多かったけれど、誰も文句なんていわなかったよ。」