プロフィール

子ども扱いをせず、自由にさせる

のっぽくん

こごまちゃんは日本酒検定4級をお持ちですよね。これも自分からやってみたいと言い出したんですか？

ごまさん

「私自身がきき酒師なので、その勉強のためにいろいろな日本酒を飲んでその感想や名前を言っていたら、こごまが興味を持って「これはなんて読むの？」とか「これはどこのお酒？」とか聞いてくるようになって。またそれをメモして覚えていくので、面白くて私も子ども扱いせず、対等な目線で日本酒の話をしているうちに、クイズを出し合いっこするようになったんです。」

のっぽくん

（こごまちゃんへ）日本酒のことを覚えるのは楽しかったですか？

こごまちゃん

「はい。母とクイズを出し合って答えるのが面白くて、覚えちゃったんです。」

のっぽくん

こごまちゃんへ）お酒を飲みたくはならない？

こごまちゃん

「いい匂いだなあって思うことはあるけど、飲みたくはならない。二十になったら母とにごり酒を呑むのが楽しみです。」

ごまさん

そう、私が濁り系のお酒が好きで。今から楽しみにしています（笑）。

のっぽくん

料理は毎日作って勉強しているんですか？

こごまちゃん

「毎日…は作らないです。自分のためだけに朝ごはんを作ったりすることもあるけど、毎日夜ご飯を作ったり朝ごはんを作ったりはしません。自分で食べたいものがあった時に、想像しながら自分の分だけ作ります（笑）。」

ごまさん

「そう！ひとり分だけ作るんです（笑）。でも、お店に出しているだし巻き卵はこごまの担当で、毎日焼いています。夜遅くこごまが寝てしまったあとにいらしたお客さんがだし巻き卵を注文すると「私が焼くのでもいいですか？」と聞いてから出しています（笑）。 」

のっぽくん

すごい！食べてみたいなあ（笑）。では、お店で毎日卵焼きは焼くけど、その他では特に料理をすることはない？

こごまちゃん

「そうですね。」

のっぽくん

（ごまさんへ）料理を毎日教えたり、やりなさいと言うことはないんですね。

ごまさん

「そうです。毎日お店のお手伝いもしてくれるし、学校もあるし、バドミントンの練習もあるし、忙しいですから、毎日料理をしている時間はないですね（笑）。」

のっぽくん

自然にこごまちゃんのやりたいようにさせてあげているんですね。特にいろいろ勉強をしなさい、というわけではなく。

ごまさん

「はい。好きなようにさせています。…というか子ども扱いをしないんです。対等に大人として接しているので、私よりしっかりしているかもしれないですね（笑）。そもそも今はたまたまお店を開きたいと言っていますが、別に料理の道に進んでくれなくてもいい。自由に生きていってほしいんです。今、バドミントンも頑張っているんですが、それで東京オリンピックに出てもいいと思うし（笑）。だいたいが頑固で負けず嫌い、人並み以上でありたいと思う子なので、何をやっても大丈夫だろうと思っているのかもしれません。」

のっぽくん

なかなか干渉せずに対等な目線で大人扱いする…というのは親にとって勇気のいることだと思いますが、それができるごまさんが素晴らしいと思います。