浅越しのぶプロフィール
1976年生まれ。兵庫県赤穂郡上郡町出身。園田学園中学校への入学をきっかけに硬式テニスを開始。’97年にプロ転向。’04年、カナディアン・オープンで杉山愛とのペアでダブルス優勝。その後のアテネ五輪ではダブルスベスト4と大活躍した。’06年に現役引退を発表。翌年結婚し、’11年に長女を、’14年に長男を出産。現役時代の自己最高ランキングはシングルス21位、ダブルス13位。WTAツアーで3度のシングルス準優勝、ダブルスで8勝を挙げた。
叱ってしまうのは、正しいこと!?
- のっぽくん
- その後、浅越さんは引退され、ご結婚もご出産も経験されました。言ってみれば、結婚を期に生活ががらっと変わったと思うんですが、その点はいかがでしょうか?
- 浅越さん
- 「やっぱり大変です。うちの主人は出張することが多いので、家事や子育てをほとんどひとりでやらないといけないんです。 最近特に気をつけてるのは食事ですね。上の3歳の子が肉食系女子で野菜を残してしまうんですよ(笑)。だから、「それを食べ終わるまで、おやつ抜き!」なんて厳しいことを言いながら食べさせているんですが……。 「どうやって上手に食べさせているんですか?」と、逆に他のお母さんたちにアドバイスを聞きたいほどです。」
- のっぽくん
- 子育てはやはり、大変ですよね。
- 浅越さん
- 「毎日悩んでばっかりです。体育会系の出身だからなのか、子どもたちを叱りつけることも多くなってしまって……。 たぶん、普通のお母さんよりきつく怒ってると思います。そのことでずいぶん悩んでいたんですが、行きつけの内科の先生にその話を相談したら、「そんなもん、大したことないわ。わしだって子どもをバチバチ殴りながら育てたもんや」と言われて。 「優しそうに見える他のお母さんも、家ではとんでもないことをしとるで」と(笑)。実際、小さいうちは、「駄目なことは駄目」と教えることは必要だと思うんです。 それで、物事がわかりだしたら、ただ叱るのではなくて説明して納得してもらうようにする。だから、もう少し成長してくれたら「これはこうだから、こういうのはダメよ」と言えるような親になりたいなと思ってるんですけど……願望ですね(笑)。」
インタビュー目次
おすすめインタビューBEST5
-
サッカーワールドカップ日本代表 福西崇史さん
スポーツだったら、姿勢だったり、体幹だったり。何にしても基本が大事。
-
杉山愛さんの母・杉山芙沙子さん
コミュニケーションとは、人の空気を読んだり、観察をしたり、判断したりする力が必要になってきますよね。
-
10代目体操のお兄さん・佐藤弘道さん
遊び心を忘れない大人になって欲しいです。子どもが男の子だから…
-
サッカー日本女子代表・宮間あやさん
日々サッカーを楽しめたらいいなと思ってやっています。
-
天才セッター・中田久美さん
小さい頃にバランスの取れた食生活をすることが、アスリートにとって非常に重要だと思います。
スクスクのっぽくんおすすめグッズ&コンテンツ