「成長期に伸びる仕組み」を中心に、「成長と栄養」の関係、「成長と睡眠の関係」などなど、
スクスクのっぽくんに寄せられるご質問を紹介します。
身長と足のサイズ
子供の足のサイズが大きいと身長が伸びると言われますが、本当にそうなのでしょうか?
基本的に体の大きさと足のサイズは比例する傾向があります。
例えば女性と男性で身長が同じ場合、男性の方が足のサイズが大きいという印象がありますが、基本的にはほとんど変わりません。
子供が小さい頃は、足の大きさを見て「この子は身長が伸びる」とよく言われていたものですが、これには医学的根拠はなく、足が大きければ「必ず背が高くなる」ということでは無いようです。
足の大きさとは?
そもそも足の大きさとは、足の底の部分(足底部)を呼びます。足底部は、乳幼児・乳児期頃に最も成長する時期です。小学校低学年くらいになるとその成長のスピードは緩やかになります。
「この前に買ったばかりの靴がもう入らなくなっている」
この様な経験をした親御さんも多いかと思います。それ程に、足のサイズが変わる時期なのです。足底部の成長は、およそ16~17歳頃までと言われており、骨端線が固まる時期とちょうど重なります。多くは高校生の頃になると、足の成長は落ち着きを見せるケースが多いのが現状です。
生まれた時の足の大きさ
生まれた時に、足が小さい子もいれば大きい子もいます。 では、足が小さいから背が低くなるのかというとそうでもない様です。 その逆に、足が大きく生まれたから必ず背が高くなるわけでもありません。
骨は、体のバランスを取りながら成長していくので足が大きいことに対し「バランスよく身長が伸びていく傾向が強い」ということなのです。
足のサイズが小さいからといって、悲観的になる必要はありません。
子供が成長する時期に、栄養面や運動など骨の為になる生活を心がけましょう。生まれた時に小柄な子供が、足のサイズと身長共にぐーんと成長した場合は結構あるのですから。
身長が伸びる三大要素を参考に、普段の生活習慣に気をつけて、身長が伸びている間に可能性を高めましょう。
成長に必要な栄養素を、低カロリーでバランスよく配合してありますので、普段の食事プラスアルファとして、ご利用下さい。