脳が高度に発達したヒトにとっては、夜間睡眠の前半に多く現れる深いノンレム睡眠は、脳を休める重要な時間になっています。また、夜間睡眠の後半に多く出現するレム睡眠中には、脳のメンテナンスが行われ記憶の長期定着が行われていると考えられています。日中起こったことは、一旦、短期記憶として脳の一部に蓄えられ、夜間にノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返すことによって長期記憶として脳に刻み込まれているのです。
つまり、ノンレム睡眠もレム睡眠も両方しっかり含まれる充分で質の良い睡眠が、記憶力アップにつながるのです。また、さまざまな実験や調査から、睡眠不足になるとストレスを処理できなくなったり、情緒不安定になったりし、集中力や感情をうまくコントロールできなくなることが分かっています。「睡眠も学力アップのカギを握っている」と言っても過言ではないでしょう。
朝日をしっかりと浴びましょう
人は生まれながらに、「昼は活動し夜は眠る」というリズムの体内時計を持っており、その体内時計は太陽の光の影響を最も受けやすくできています。体内時計には個人差があり、23~25時間で一周するようにできていますが、朝日を浴びるとそれが24時間ぴったりに補正されます。そのため、朝起きてから午前中はなるべく明るい環境に身を置くと、体内時計を24時間ぴったりにして規則正しく動かしやすくなります。
スクスクのっぽくんおすすめグッズ&コンテンツ
Copyright © 2024 スクスクのっぽくん All Rights Reserved.
「スクスクのっぽくん®」は(有)ルーティの登録商標です。