子どものための自然体験ツアー よくあるご質問:スクスクのっぽくん&トムソーヤクラブ
体験ツアーへの参加についての質問
- 小学校2年生の男児です。初めて会うお友達の中に入っていけるか心配です。
1人参加なので、孤立してしまった場合、どのように対処していただけるのでしょうか? - 一人での参加も可能でしょうか? また、そのようなお子さんは多いのでしょうか?
- 子どもが途中で、「家に帰りたい!」と言い出した場合はどうなるのでしょうか?
- 小学校2年生の女児です。2人参加の予定ですが、いっしょに行くお友だちと同グループにしていただけますか?
- トムソーヤクラブ村には、トムソーヤクラブリーダーは何人くらいいますか?
- 宿泊場所では男女別ですか?
体験ツアーの持ち物についての質問
- 現地(トムソーヤクラブ村)の朝と夜は寒いのでしょうか?
- 川遊びや磯遊びのくつについて、サンダルでも固定してあるもの(スポーツサンダルなど)であれば良いですか?
- トムソーヤクラブ村にシャンプー・せっけんはありますか?
- 寝袋や食器類の用意は必要なのでしょうか?
- いただいた『参加ガイドブック』の「持ち物リスト」にはバスタオルやパジャマがありませんが、必要ないのでしょうか?
- 虫かごと捕虫網は持っていった方がいいですか? また、捕まえたカブト虫は持って帰れますか?
- 「持ち物リスト」にトレーニングウエアーとありますが、どんなときに使いますか?
- “水筒”とありますが、ペットボトルでもいいですか?
- “軍手2セット”とありますが、なぜ2セット必要なのでしょうか?
- “おこづかい2,000円以内”とありますが、必要なのでしょうか?
- 持ち物についてトムソーヤクラブからのお願い
体験ツアーへの参加についてのお答え
小学校2年生の男児です。初めて会うお友達の中に入っていけるか心配です。
1人参加なので、孤立してしまった場合、どのように対処していただけるのでしょうか?
リーダーが一対一で対応(カウンセリング)します。
トムソーヤクラブの各コースでは出発時から帰着時まで、生活をともにするトムソーヤクラブリーダーが同行します。
各リーダーは
- 小中学生と共に楽しくすごすこと
- 小グループ(8人程度)で食事作りやハイキングなどの協力作業をするときにチームワークづくりの動機付けと作業支援をすること
- 野外活動を行うときの危険回避・万一の際の応急処置
などのトレーニングを積んでいます。
特に、参加者同士が心を開いて多くの友人を作ってもらう、異年齢集団の中で協力することや思いやりの気持ちを育む、ことはトムソーヤクラブの企画の大きなねらいのひとつですので、全リーダーがこれらのねらいが達成されるように心がけています。
また、元気がない、どうもほかの参加者にとけ込めないようだ、という場合は担当のリーダーとディレクター(リーダーのまとめ役)とで、本人の話しをじっくりと聴き、細かな対応をするように心がけています。例えば、グループの仲間とお互いの意見や不平不満を言い合える場面をつくる、元気のない参加者にはアシスタント役のリーダーが一対一で付き添う、といった対応をします。
トムソーヤクラブは「子どものひとり旅を応援しよう!」という動機からスタートしました。旅行会社として「かわいい子には旅をさせよ」「百聞は一見にしかず」とのことわざを足がかりに、旅を通して子どもたちを育むお手伝いをしていくことが、現在も変わらぬ趣旨です。その意味で、お客様が今回、お子さまをひとりで、私たちの企画におくりだしていただけることは大変うれしく思います。
一人での参加も可能でしょうか? また、そのようなお子さんは多いのでしょうか?
一人での参加の方は毎回いらっしゃいます。多くの仲間と会話し交流を広げるには良い機会です。
“小・中学生のひとり旅を応援しよう!”との趣旨、そして生活を共にするトムソーヤクラブリーダーの“姿勢と対応”は、前述のとおりです。
旅行先での生活は、8人程度の小グループでの活動が基本となりますが、ひとりで参加の場合も友だちや兄弟で参加の場合も、より多くの友だちをつくって帰ってほしいという願いから、友だち同士や兄弟の参加者は大人数で一つのグループに固まらないようにしています。その点でも、ひとり参加は、多くの仲間と会話し交流を広げるには良い機会だと思います。
トムソーヤクラブの活動は20年目となりますが、ひとり参加の方は毎回いらっしゃいます。平均すると各回2割程度の人数です。多くは新しい友だちをつくって(時にはリーダーに甘えて)、元気に3~4日間をすごし、「またスキーで(夏のキャンプで)会おうな!」と帰っていきます。
どうぞ、出発の際には「新しいお友だちをたくさんつくって、リーダーのお兄さんお姉さんともいっぱい遊んできてね。ちょっぴりさみしいかもしれないけど、しっかりね!」と送りだしていただければと思います。
なお「体調不良などで医師の診断を受け、ツアー参加の継続が困難であると判断した場合に、保護者の方と相談のうえ、迎えに来ていただく」ケースが、過去に数例あります。
子どもが途中で、「家に帰りたい!」と言い出した場合はどうなるのでしょうか?
リーダーが丁寧にお子様のホームシックに対応します。
“トムソーヤクラブはスタートして20回目の夏を迎えます。ご質問のとおり、夜になると「お母さんに会いたい」「電話して声を聴きたい」と泣き出す子は少なくありません。その場合は、女性リーダーが添い寝するとか、みんなでお話会をして気を紛らわせるとかして対応します。多くは朝になるとケロッとホームシックが治ってしまうからです。電話もかけ合わないようにしています。場合によってはスタッフの部屋に寝る場所を移して、打ち合せの会話を子守歌がわりに眠りにつくといったケースもあります。
また、年長の参加者が、「僕がいっしょに手をつないで寝るから」「あと×日でおうちに帰れるから、我慢しよう」と思いやってくれるケースも多々あります。
どうぞ、出発の際には「この3~4日間は、お友だちやリーダーのお兄さんお姉さんといっぱい遊んできてね。ちょっぴりさみしいかもしれないけど、しっかりね!」とおくりだしていただきたいと思います。
小学校2年生の女児です。2人参加の予定ですが、いっしょに行くお友だちと同グループにしていただけますか?
申し訳ありませんが、グループ分けについては、ご希望を承ることはできません。
以前は、「低学年に限って・・・」「2人までなら・・・」と、それぞれの希望にそえるように対応して参りました。しかし、“4年生だけど初めてなので・・・”、“3人参加で二つに分かれると独りの子が出るのでなんとか皆いっしょに・・・”等の要望が出てしまうこと。“うちの子は友だちと別グループで頑張ったのに、友だちと同グループですごしている子がいた”等の苦言を頂戴したこと、等を経て、グループ分けのご希望は承らないことと整理いたしました。ご了解ください。
<小グループの編成について>
グループ編成では、
「従来の友だち同士、兄弟同士でかたまってしまって、他の参加者との会話や交流が希薄になるのを避けたい」
「数日間を共にすごしながら、多くの仲間と交流してほしい」
という理由から、お友だちや兄弟で参加の場合は、あえて別グループとなるように編成いたします。どうぞ、ご理解ください。
トムソーヤクラブ村には、トムソーヤクラブリーダーは何人くらいいますか?
参加者40人くらいのツアーの場合ですと、6人のリーダーと1人の駐在員で、現地運営を行います。
「運営体制」の項でご案内のとおり、リーダーのうちの1人はプログラムリーダーとして全体の進行役を務めます。5人はグループ担当リーダーとして、参加者8人ずつにわかれた5つのグループをそれぞれ受け持ちます。さらに、現地には必ず駐在員(または添乗員)としてトムソーヤクラブ職員が同行し、安全面や健康面のアドバイス、地元との情報交換、緊急時の対応などを行っています。なお、駐在員は「トムソーヤクラブ村・村長」として参加者に紹介しています。
宿泊場所では男女別ですか?
はい、男女別の相部屋利用です。
なお、コースによって宿泊施設はそれぞれ違いますので、コース案内のページでご確認ください。テント泊の場合、コテージやバンガロー泊の場合、民宿泊の場合などがあります。
[東京出発コースの場合の例]
- 「トムソーヤクラブ村・南牧」
2泊(または3泊)ともコテージ泊、ふとんを使用 - 「トムソーヤクラブ村・白州」
1泊―テント泊、寝袋を使用。残り1泊(または2泊)―コテージ泊、寝袋を使用 - 「トムソーヤクラブ村・土肥温泉」
3泊とも温泉旅館泊、ふとんを使用 - 「日光霧降高原3つの滝めぐり」
2泊ともコテージ泊、ふとんを使用
体験ツアーの持ち物についてのお答え
現地(トムソーヤクラブ村)の朝と夜は寒いのでしょうか?
各トムソーヤクラブ村によりちがいはありますが、標高が高くて冷え込んだり、海風が強かったりする場所もあります。
ガイドブックで「長そで・長ズボンの(ジャージ)体操服」「長そでセーターやトレーナー」と案内しているとおり、薄手の防寒着をぜひご用意ください。これらは、森のなかを歩くときに草のトゲから肌を守ったり、虫さされを予防したりするうえでも大切です。
以下を参考にしてください。
【トムソーヤクラブ村・南牧】
キャンプ場の標高は1,000m。朝晩はかなり冷え込みます。また8月の日中でも、曇りや雨の時、半袖シャツでは震えあがるような日があります。
【トムソーヤクラブ村・白州】
キャンプ場の標高は600m。朝晩はかなり冷え込みます。また8月の日中でも、曇りや雨の時、半袖シャツでは寒く感じる日があります。
【トムソーヤクラブ村・土肥温泉】
夜、漁船にのって”ナイトクルージング”に出かけるときは、夜風がつめたいので長そでの薄手の上着が必要です。
川遊びや磯遊びのくつについて、サンダルでも固定してあるもの(スポーツサンダルなど)であれば良いですか?
サンダルは、お薦めできません。
川遊び―お薦めできません。上流部の川で遊ぶため、川石には鋭くとがったものが含まれます。まれに、肌が露出している部分にあたってケガをすることがあります。学校で使用している”うわばき”や“濡れても乾きやすい運動靴”をお持ちください。
磯遊び―お薦めできません。磯にはフジツボや割れた貝殻等があり、肌が露出している部分にあたってケガをすることがあります。学校で使用している”うわばき” や“濡れても乾きやすい運動靴”をお持ちください。
トムソーヤクラブ村にシャンプー・せっけんはありますか?
ありません。
ガイドブックで案内しているとおり、ご自身でお持ちください。コースによっては宿泊施設に備えられている場合がありますが、「ひとり旅を経験する」趣旨からも、旅に最低限必要なものは自分で用意し、自分で持ってきていただきたいとおもいます。
寝袋や食器類の用意は必要なのでしょうか?
トムソーヤクラブで全て用意しています。
寝袋はトムソーヤクラブで用意した物を使っていただきます。また、個人で使うお皿やおわん、フォーク、スプーン、グループで使うナベやまな板、包丁などの食器類はトムソーヤクラブで用意しています。
いただいた『参加ガイドブック』の「持ち物リスト」にはバスタオルやパジャマがありませんが、必要ないのでしょうか?
「持ち物リスト」には必要最低限のものを案内しています。
バスタオル→ 「全コース」あれば便利です。ただし、普通のタオルでも十分なので、持ち物には加えていません。必要な方はお持ちください。
パジャマ→ 「全コース」あれば便利です。ただし、トレーニングウエアー等でも十分なので持ち物には加えていません。必要な方はお持ちください。
虫かごと捕虫網は持っていった方がいいですか? また、捕まえたカブト虫は持って帰れますか?
昆虫採集を予定している「トムソーヤクラブ村・白州」「トムソーヤクラブ村・南牧」のコースでは、持っていくと楽しみが広がると思います。
集合場所までの移動などに支障がなければどうぞお持ちください。また捕まえた虫の持ち帰りを希望する方には持ち帰っていただいています。ただし、とれない場合もあります。
「持ち物リスト」にトレーニングウエアーとありますが、どんなときに使いますか?
パジャマ代わり、防寒着、ナイトハイキングの時などに着ます。
特に夜は肌を出さないので虫さされ予防に有効です。
“すいとう”とありますが、ペットボトルでもいいですか?
もちろん、ペットボトルでもオッケーです。
“軍手2セット”とありますが、なぜ2セット必要なのでしょうか?
なくしたとき、ひどく汚れたり濡らしたときのために、予備を含めて2枚と案内しています。
“おこづかい2,000円以内”とありますが、必要なのでしょうか?
おこづかいは無くても支障ありません。
ただし、宿泊する場所(キャンプ場や旅館)でジュースを購入したい! 最終日にキャンプ場周辺の売店でおみやげの購入をしたい! という希望があるため、持ち物に加えています。小額にしていただけるようお願いします。ご質問のとおり、『参加ガイドブック』の「持ち物リスト」では2,000円以内と案内しています。
持ち物についてトムソーヤクラブからのお願い
トムソーヤクラブ村ですごす3~4日の間に、初めて会った仲間と交流を深めたり、知らなかった遊びをしたり、はじめて見る風景に驚いたり、といった経験をたくさんしてほしいと願ってます。
せっかくの機会ですから、ふだん家ではできない遊びをどんどんしたいと思います。
そのため、以下の物は持ってこないようにお願いします。
× マンガ
読むヒマがあったらみんなで遊ぼう! ひるねをして目とからだを休めよう!
× 携帯音楽プレーヤ(アイポッドやウォークマンなど)
ひとりで聞いていないで、みんなで歌おう!ナベとしゃもじ、おたまとヤカンで演奏会をしよう!
× 携帯電話
家族には、ハガキで様子を伝えよう! 友だちには、押し葉&花びら入りの手紙を書こう! 電話じゃなくて、ハガキや切手を持ってこよう!
× 携帯ゲーム機(PSPなど)
ゲームの中ではなく、自然の中で遊ぼう!
× 対戦ゲームカード(デュエルモンスターズカードなど)
男の戦いはカードではなく、やっぱり相撲でしょ!みんなでやろう!
なお、「トランプ」や「ウノ」は、みんなで交流を深められるゲームです。
持ってくるのはOKです。