参加者の子どもたちのレポート
日本の子供たちとミャンマーの子供たちの、言葉を超えた触れ合い
SBハートステーションに皆さまから送られてきた「靴」「文房具」を届ける「手渡ボランティアツアー」にスクスクのっぽくんも同行させていただきました!日本からは、ボランティアに関心のある4人の子供たちが参加。現地の子供たちと直接触れ合い、たくさんの経験が出来た今回のツアーのレポートをご紹介します。
参加した子供たちの感想
今回の手渡ボランティアツアーには、2組のご家族、計4人の子供たちが参加しました。子供たちはこの経験を通してどんなことを感じたのでしょうか?子供たちの感想を活躍写真とともにご紹介します。
インタビューに答えてくれたのは…
吉田さんご家族
ボランティアを経験した中で、一番印象に残ったことは?
- ミャンマーのお寺の子供たちにご飯をよそってあげられたこと。仏教でご飯をよそうのはとてもいいことだと知りました。
- 大縄跳びを一緒にできたこと。理由は、国境を越えて一緒に遊ぶことができたからです。
- ミャンマーの子供たちに靴を渡した時、ものすごく嬉しそうな笑顔を見せてくれたこと。みんなの思いのこもった1足の靴、1本の鉛筆、1つの消しゴム。それを手渡しすることで、国を超えて笑顔をひとつ届けられたから。それがとても嬉しかった。
今回の経験を通して、これからどんなことがしたい?
- また、ミャンマーの子供たちと一緒に遊びたいです!言葉は通じないけど、とても楽しかった!
- もう少し大きくなったら、ミャンマーだけでなくもっと多くの国々の人たちの支援ができるようになりたいと考えるようになりました。日本では当たり前のことが、他の国では当たり前ではないことがある、ということを、他の人に伝え、次の活動につなげていきたいです。
- 水道から飲める水が出る、道路が舗装されているなど、ふとした場面で、日本の生活のありがたみを感じるようになりました。 今回の経験は、私にとって大切な宝物。上手に、今後の「私」「私の周り」に役立てていきたいです。また、中学校の生徒会役員をしているので、学校全体を巻き込んで、靴や文房具を集めるボランティア活動を進めていけたらいいなと思います。
経験は、必ず彼らの力になる ーママから子供たちへの想いー
東日本大震災後、南三陸町に一緒に「ボランティア」に通っていたこともあって、子供たちにとって「ボランティア」は身近なものでもありました。
また、子供が小さい頃から「世界には学校に行けず、働いている子供がたくさんいるんだよ」という話をして、そういった本や新聞記事を一緒に読むようにしてきました。 ですが、やはりそれは知識であって、実感を伴うものではありません。 いつか、本当の世界を見せたいと思い続けてきました。そんな時に、今回のミャンマーのボランティアツアーの話を聞いて応募させていただきました。
今回のミャンマーへのボランティアツアー参加の結果、子供たちにどんな変化があったのか・・・ 正直、今はまだ、わかりません。 同行してくださった方がおっしゃっていた 「経験は、頭痛薬のように即効性はないでしょう。 でもきっと、いつか、5年後10年後、もっと先かもしれないけれど、必ず彼らの力になると思います。」 という言葉に、その通りだとうなずいています。
国を超えて、笑顔を届けることができたこと。 国を超えて、一緒に遊べたこと。 このような企画をしてくださった皆様に心から感謝いたします。 本当にありがとうございました!
また会えることを願ってパシャリ!
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