SBハートステーション・手渡しボランティアツアー」in 2017 1日目
手渡しボランティアツアーレポート2017
日本中から集められた「靴」や「文房具」を届ける「SBハートステーション・手渡しボランティアツアー」。「スクスクのっぽくん」は本活動の理事を務めております。
去年に引き続き、今年もミャンマーでの活動に参加させていただきました。
今回日本から集めたものは
みなさま沢山のご寄付をありがとうございました!
今回はそのミャンマーでの活動をレポートさせていただきたいと思います。
ところで、みなさまはミャンマーがどんな国かご存知でしょうか?
詳しくは知らないという方も多いかもしれませんので、ここでざっとミャンマーの基本情報を確認してみましょう。
基本情報
面積:68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)
人口:5,141万人
首都:ネーピードー
民族:ビルマ族(約70%)、その他100を超える少数民族
言語:ミャンマー語
宗教:仏教(90%)、キリスト教、イスラム教等
(出典:外務省HP・http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/myanmar/data.html#section1)
ちなみに国民性は日本人とよく似ていて、とてもシャイな人が多いです。笑
ミャンマーの町並みはこんな感じです!都市部が、多くの高層ビルが立ち並ぶなどかなり近代化している一方、少し中心地から離れると、木造の高床式の住居が並ぶという、ギャップに終始驚かされました。
こちらの建造物はミャンマー仏教の総本山としても有名な、シュエダゴン・パゴダです。
圧倒的な存在感と美しさで人々を魅了しています。
上記のデータにもあるようにミャンマーは、民族や宗教の違いなどから、民族紛争が多発、宗教的な対立も見受けられます。
加えて、軍事政権から民主主義へ政権交代して間もないため、政治的な面でも不安がつきまとっており、不安定な状態にあることは否定できません。
そんな激動の時を迎えている国、「ミャンマー」での我々の活動、そしてそこに生きる子供たちの様子をぜひご覧ください!
手渡しボランティアツアーレポート2017 1日目
ツアー初日は、ミャンマー最大の都市であるヤンゴンから南に下ったカウムという村にある、「ネオサン少年院」を訪れました。
ここは社会福祉省(日本でいう厚生労働省)管轄の80年以上続くミャンマー最大のトレーニング学校(少年院)です。
1931年に開設してから40年は、大人向け刑務所としてのみ存在していましたが、それ以降は少年の社会復帰の学校として今に至ります。
現在も少年刑務所としての役割がありますが、身寄りのない子供もおり、集団生活をしながら社会に役立つための勉強、スキルを磨いています。
当施設には10~18歳の子供たちがいて、4つの寮で共同生活を送っています。彼らのプライベートは小さな箱1つだけで、それ以外の行動を全て共にしています。
みんなで勉強したり、ラタンかごなどを作っています。
社会復帰するときに備え、その他にも散髪などを学び、手に職をつけてゆきます。
こちらは、お昼ご飯の様子です!
仏教国のため、食前には必ず感謝の言葉を唱えます。
今回スクスクのっぽくんからは全員分の食事をプレゼントさせていただきました。
とても美味しそう食べてくれて、私たちも嬉しくなりました!
トレーニング学校の校長先生のお話では、ここにいる子供たちの中には、違法な物品を運搬させられてしまったり、大人の犯罪に利用され、罪をかぶっている子が大勢いるとのことです。目の前の子供たちを見て、私たちはとても胸が痛くなりました・・・。
こちらはセレモニーの様子です!
本当に色々な子供たちがいます。
日本の子供たちからの文房具をしっかりと受け取ってくれました!
最後はSBハートステーション、小川副理事長と一緒に!日本の子供たちからのメッセージも一緒に写ってます♪
今日は一日ありがとうございました!